元人材業界「中の人」が語る派遣・就職・転職バナシ

人材・派遣・転職について、仕事や転職が上手くいかない方に向けて語っています。

オフィスが綺麗かどうかで会社を判断したらダメ!大事なのは〇〇〇。

 

「良い会社」ってどう見極めるのでしょう?

私も昔は「オフィスが綺麗かどうか」でけっこう判断していた

節がありました。でもそれは間違いだった・・・。

もちろん綺麗な方がいいに決まっていますが、

 

 

「オフィスは綺麗だけど居心地悪い」

「オフィスは綺麗だけど社風がよくない」

「オフィスは綺麗だけどブラック企業

 

なんてところは山のようにあります。

ではどうやって「良い会社」かどうか見極めればいいのでしょう?

 

あくまで私目線ですが、

大事なのは

 

 

          水回り!!!!

 

◆オフィス外にトイレがある場合は堂々と借りよう

高層ビルなど、フロア内にトイレがあって外部の人でも

自由に入れる場合がありますよね。

そんな場合は、面接前の時間調整や最後の身だしなみチェックに

ぜひトイレへGO!

 

・洗面所は綺麗か

髪の毛が落ちていないか。水滴が飛び散っていないかさりげなく

チェックするといいでしょう。気が利く、仕事がデキる社員さんが

サッとお掃除している人を目撃することもあります。

 

 

・社員の清掃員への対応

社員さんではなく外部の清掃員に掃除している場合は、社風が見えないことも

あります。その場合は、社員さんが清掃員さんにどう対応しているのか目を向けるといいでしょう。

「おつかれさまです」「ありがとうございます」などと言っている会社は

良い会社の可能性大。

 

 

◆こんなトイレは要注意

・ダメオーラを感じる

社員同士愚痴っていたり、あきらかに仕事つらいというオーラを出している社員さんがいるようなトイレは注意です。

 

・シンプルに汚い

清掃員に外注していないだろうな~という場合、

社員がしっかり掃除しているかどうかが現れる場所です。

トイレが汚い会社で、「この会社いいな~」という会社、

私はみたことがないです。

社長が備品をケチっていたりする場合もあります。

 

 

・標語がたくさん貼ってある

手を洗いましょうだの、電気を消しましょうだのやたらと

ベタベタ注意書きが張ってあるトイレもいまいちです。

会社でも口うるさい人がいそうな予感です。

 

・トイレが男女兼用

女性にお茶くみをさせるなど、古い体質の会社である場合が

少なくありません。女性のつらさを理解していない上層部の人間が

多いと、こんなトイレのことが多いです。

マンションの一角にあるような小さな会社はまだまだ兼用の場合もあるので

気を付けて!女性ですとトイレをつい我慢して、

膀胱炎やひどくなってて腎盂炎になってしまう

ことも少なくないので甘くみないでください。

 

 

ザ・昭和なトイレ

足元にごつごつした石がたくさんあってフローリングが緑色で・・・

なんていう昭和っぽいトイレもあります。

オフィスを決めるときに「このトイレでいいや」と決めた

社長のセンスよ・・・。古風な考えの社長率、高いです。

 

 

 

◆実録!「良い会社」のトイレは…?!

ダメなトイレのことばかり書くと

「じゃあ良い会社のトイレってどんなのだよ」と

思うことでしょう。

実際、「ここは良い会社」と体感した会社のトイレは、

なんと各女性社員ごとにポーチを置く棚がありました。

これすごく便利。

1つのトイレに個数が多く、ストレスなく入れました。

正社員だけでなく派遣さんにも棚を使わせてくださり。

その会社はやっぱり派遣さんにも優しい会社でした。

 

会社自体は微妙だけど、社員さんはいい人という会社は

トイレの個室はすごくせまかったのですが、消臭スプレーが

置いてあるなど社員さんの努力の結晶が見られました。

 

 

トイレが利用できない場合には・・・

トイレが見えない場合には、お茶機や冷水所などの

水回りを見てもいいと思います。

 ウォーターサーバーはあるのに、ボトルの水が空、など。

不自然な点はないか観察してみるとよいでしょう。

 

 

 

◆まとめ

必ずしも外部の人が、社内のトイレを使えないこともあります。

またトイレは綺麗だけど社風が合わないこともあります。

アクティブ系の会社にインドア派の人は向かないですよね。

「良い会社」と一言で言ってもタイプはいろいろなので、

自分に合った良い会社=綺麗なトイレとは限らないので

あしからず。

たかがトイレ。されど入社すれば必ず使用しますし、

仕事の合間の気分転換として大事な場所にもなります。

ぜひ会社選びの指標の一つとしてチェックしてみてください。

 

次世代の仕事の選び方:月給が高い仕事よりも楽して稼げる仕事を選ぼう

 

転職したい人のほとんどが言うのは

「年収が高い仕事に就きたい」という言葉。

でも年収が高い=本当にいい仕事なのでしょうか?

 

 

◆月給や年収が高い仕事の正体

例えばあなたは上司がやっているクレーム処理や部内を纏める、

デキない部下を叱りつけるなどちょっと嫌な仕事をやりたいですか?

「それでもいいから高い仕事がしたい」ならいいでしょう。

ただ給料がそれなりにもらえるということは、それなりに大変だと

いう裏返しです。

高い給料が貰いたい=大変で、忙しくて、ストレスのたまる仕事

だということをよく理解しなければなりません。

 

 

◆高額年収の仕事、本当に儲かっている?

例えば飲み会の経費は誰が払いますか?

よく上司におごってもらっていませんか?

上の立場になればなるほど、経費も必要になります。

会社の経費で落としている人もいるでしょうが、一部は身銭を

切っている人も実はいるのです。

ストレスが増えるので、ギャンブル、衝動買い、大人買い

走る人も多いです。体調不良で病院に行けば、けっこうお金

とられますよね。手取りが増えた分、実は出ていくお金も増えてしまう

からくりなのです。

 

 

 

◆楽して稼げる仕事=自分に合った仕事、好きな仕事

自分に向いている仕事をすれば、結果も出て、褒められます。

そうすればやる気も出て、またパフォーマンスも上がります。

気付けば頑張った分、ボーナスや加給につながることも。

はじめの時給や月給は高くなくても、仕事が大変だとそこまで思わなければ

体調も崩さず、ムダ使いも減るのではないでしょうか。

 

世間的に高給与こそいい仕事、という捉え方をしている人が圧倒的

ですが、自分に合った仕事をすればおのずと給与もついてくると思うのです。

「それは仕事がデキる人限定の話だろ?」と思われるかもしれません。

ですがそもそも仕事がある程度できなければ、高給与の仕事に体当たりしたって

撃沈するだけですから、ある程度デキる人前提のお話です。

(↓ ここで不貞腐れてページを閉じないで! ↓)

 

◆好き=仕事に絶対つながる、出ていくお金が減る

「自分はそんなに仕事デキないし」と落ち込まないで!

誰だって向き不向きはあります。

全員サラリーマンが向いているとも限りません。

営業職が向く人なんて本当は一握りです。

マニアックな趣味だとしても、自分の好きなことなら何時間だって

出来るという人は多いのではないでしょうか?

苦手、嫌なことだから仕事もいやになるわけで。

儲からない仕事だったとしても、好きだったら楽しいから

「出ていくお金」が減ります。

今まですぐ仕事を辞めていた人だって、

人生で初めて、続けられる仕事が見つかるかもしれません。

 

 

世間体は気にせず、自分の「好き」に貪欲になったとき

「稼げる」の扉はこっそりと開くのです。

みんな「好き」が麻痺して気づいていないだけですが・・・。

 

 

◆あなたにとって楽して稼げる仕事は誰かにとっての

嫌な仕事でもある

絶対的に好きなジャンルの業界、好きな作業こそ

あなたにとっては「楽して稼げる仕事」なのです。

こんなマニアックな趣味稼げないよーって

ぼやいてませんか?

 

マニアックということは敵がいないということでもあります。

競争相手がいない方が実は有利なんです。

もうみんなの真似っ子なんてやめましょう。

そろそろ自分の「好き」に正直になってみませんか?

 

 

 

 

人材紹介会社の人ってぶっちゃけ一日何しているの?お給料は?服装は?

リアルなところはなかなか知られていない紹介会社の人の働き方。

会社によっても様々ですが、一例としてご紹介します。

これから人材系を狙っている就活生、転職希望の方、紹介会社にお仕事を

紹介してもらっているけれどあの人たち何してるの?という興味がある方、

ご覧ください。

 

 

コンサルタント編◆

9:00が会社の定時の場合には、もう少し前に出社。

メールチェックなど。

 

9:00 朝礼

~9:30 部内ミーティング

コンサルタントの状況を報告。

標数値まであとどれくらい、だとか。

 

打合せや面談、面接がない人は終日社内業務。

問い合わせの対応や、抱えている案件についての業務など。

求人作成、求人検索することも多いです。


~お昼~

外食またはコンビニやお弁当を買う人が多い。

いつ外出か分からないため、お弁当持参のコンサルタントはほぼいない。

 

~午後~

社内業務か外出(面談、面接など)。

17時前後に遠方で面談が終わったら直帰することも多い。

ホワイト企業だと18時くらいに上がれる会社も。
ただ売り上げがきちんと上がっていたらの話。

一般的には早くて19時、残業したなぁで21時程度。

 

 

◆事務スタッフ編◆

終日、資料作りや求人作成、ブログ作成、メルマガ作成など。

PCに向かっていることが大半。

運動不足や肩こりに悩まされること多し。

お客様にお茶出しさせられることもまだまだ多い。

会社のコーヒーマシーンやお茶機の扱いはお手の物。

 

 

 

◆帰宅後&休日編◆

コンサルタントの場合、帰宅後や休日も転送された電話や

登録者からの電話を受けることが多い。

休みだからといって心から休めるわけではない。

扱う業種によっては休日に面談、面接が入ることも多い。

ホワイト企業なら平日に代休がとれるが、なかなかとりづらい

会社もあるかと思います。

 

 

◆人材紹介会社のコンサルタント 服装編◆

とにかく人と会う仕事なので、スーツ。

男性はスーツや靴にこだわっている人も多い。

ただ、個人的統計ではこだわっている人の方が仕事がデキる気がする。

腕時計ばかりギラギラさせている人もいるが、社内でも好感度が著しく

低いことがある。

清潔感が命なので、清潔感がない人と出会ったら

「あぁ、その程度の人ね」と思われてもしかたない。

 

 

◆人材紹介会社 コンサルタントの給料編◆

完全報酬制のところもあれば、サラリーのところもある。

ただ仕事を頑張った分だけ結果として給与にも反映されやすい。

福利厚生の充実度はかなり差がある。

ただ福利厚生は薄いけれど、圧倒的に働きやすいという会社もある。

会社のカラーは千差万別。

 

 

 

【自分の働き方に迷いがでたら読みたい本】著:ちきりん 「未来の働き方を考えよう」

今日はいわゆる「“働き方”本」をご紹介します。

 

 

例えば

「在宅勤務してみたいけれど、不安」

「副業やってみたいけれど、どうなの?」

「正社員辞めたいけれど、辞められない」

 

など今の働き方に疑問を持っていたり、

新しい働き方をしたいけれどどうも勇気が出ないという人は、

この本を読むと新しい一歩が踏み出せるのではないかと思います。

 

「これから先の人生どうしよう」と漠然とした不安をどうにかしたい、

という人や、今、30~40代の方にとっても興味深い内容に感じられることと思います。

 

結局は「人生は一度きり。やりたいことをやれ」

でまとまりそうな内容ではありますが、それを社会的情報でサンドイッチして

しているので、現代の「働く」における社会状況、未来の状況についての

情報はかなり豊富な本ではないかと思います。

 

人事の方が読んでも面白いかも。

社内の新しい人事制度を作りたいときなど大いにヒントになりそうですよ。

 

【本情報】

「未来の働き方を考えよう」

著:ちきりん

文芸春秋