元人材業界「中の人」が語る派遣・就職・転職バナシ

人材・派遣・転職について、仕事や転職が上手くいかない方に向けて語っています。

お仕事ドラマの観点からみる「獣になれない私たち」

今期、毎週楽しみにしているのが
「けもわた」or「けもなれ」。
ガッキーこと新垣結衣さんと、
とびきりのだめんずを演じる田中圭さん、
毒舌が似合う松田龍平さん、
獣ポジションがこれまた似合う菊池凛子さん
などが出演されています。

ベースは恋愛ドラマだと思うのですが、
お仕事ドラマとしても比重が高いこの番組
ですので、仕事という観点で考察してみます。

 

 

◆「あきら」めがちな晶、
「うやむや」な京谷

常に笑顔、仕事は完璧、誰からも愛される。
それがガッキー演じる晶のキャラクターです。
稀にこういう人いますが、疲れるんだろうなぁ。
第1話だけ見ると「なぜ辞めないんだ?」
と思いますが2話を見ると、前職の上司の紹介
で入社した会社ということが分かります。

でも!前職の上司とは、年1回のバーベキュー
パーティーくらいでしかおそらく会わない仲
ですよね。尊敬していて公私共に仲良し、
というわけでもないんだから、晶が辞めたところ
でそこまで影響ないだろうと思います。

そもそも晶は「働くのは好き」そうですが、
仕事の中身はどうなんだろう?
前職も派遣社員で、現職も上司の紹介ですから
仕事内容に惚れこんだわけではなさそうです。
こういった点から見ても
「流れに逆らえない女」
₌交通量の多い道路を思い切って渡れない人、
なんだと思います。


残業を嫌がるシーンが何度も出てきますが、
じゃあ定時で帰れたら晶は何をするんだろう?
正社員になりたかった割に、残業と昇進を
嫌がるという謎。
特に趣味もなさそうだし。
見ていると、現状にイヤイヤ言ってるけど
実はやりたいこともない女が透けて見えて
きます。ガッキーが可愛すぎて気付きづらい
ですが。

恋愛に関しても、とにかく流れが壊せない。
彼氏の元カノが住み着いているなら、乗り込んで
直接対決とかしないタイプ。
元カノに新しい出会いを見つける、仕事を
見つけてあげるとかいう行動派でもない。
ただこの現状は嫌。
彼氏も彼氏なら
晶も晶なところもあるなぁと思うのです。
(ガッキーファンの方、すみません。
ガッキー批判ではありません)

 

また、ドラマ内では晶は
「仕事できるキャラ」として周りから
認定されていますが、本当に仕事できる
人なら自分が残業せずに仕事が周る仕組みや、
部下をやる気にさせる戦術が
あるはずなんですよね。
晶は
「あなた仕事できるから頑張って☆」
と祭り上げられているキャラ
なんですよね。
それを象徴するためにああいった
松任谷さんという存在があるのでしょう。


「晶」ってどういう経緯で名前を
つけたのか分からないですが、
私からみるといろんなことを
「あきら」めているように見えます。

ドラマのラストでは、晶に
仕事面でもやりがいを見つけてほしいなぁと
思ってこのドラマを見守っています。


ちなみに京谷はというと
「はないきょうや」、逆さまにすると
「きょうやはない」。
たしかに「京谷はない」わ~と思いますw
「きょうや」と繰り返し読んでいると
「うや」という響きが独特で。
まさにうやむやな男にぴったりだなと思います。

 

◆晶のお仕事ファッションについて

晶は社長に勝とうと「強い服」をチョイスしますが、
どうして「自分の好きな服」を着ないんだろう?
松任谷さんを見てごらんよ、と言いたくなります。
靴に関しては、一瞬、自分の「好き」を見つけられたのに
そこから「強い服」にシフトして行ってしまったのが
残念です。

「クリエイティブディレクター」的な役職に
昇進したなら、「クリエイティブだし」と
自分の権限を使ってもう少しくだけた格好したって
いいのになぁと思います。

 

 

◆仕事を探す気のない朱里
朱里はそもそも仕事を探す気がなく、
下手したらまだ京谷のことを諦めたくない。
ずっと京谷の家にいたってなにも変わらない
のに。一見、晶と対照的にみえますが
ある部分では晶とすごく似ている部分がある
人物だと思うのです。
(朱里って読み方変えれば「あかり」で、
「あきら」とちょっと似ています。)
例えば呉羽さんのブランドで働く、とか
すごく合いそう…。
朱里にもドラマラストまでには、やりたいこと
見つけて欲しいなぁと思います。

 

 


「獣になれない」とはつまり
「自分らしく生きられない」ということ
なんでしょうが、このドラマを見ていると
色んな意味で「自分らしく」って難しいなと
気付かされます。
表面上は、周囲に気遣い過ぎてできない
ように見えますが本当は、晶の心の中を
開いたってやりたいものは何も出てこない。
本能があふれ出てくるような「やりたいことがない」
から、獣にもなれないんじゃないかな?
と思います。


すごく結婚したいわけでもないし、
今の仕事を極めたいわけでもない。
なんとなく新しい恋はしたいけど、
相手はいない。

そんな状況を打破するには、
やはり傷ついたって失敗したって
動かないとはじまらないのかなぁと
思います。
こんなに色々と語ってきましたが、
これは晶を責めているわけではなく
自分自身にも当てはまるところあるなぁと
思っています。


それにしても、獣=本能で生きる
人間=本能で生きられない
ってなんだか悲しいです…。
本能で生きる獣ではなく、
本能で生きている人間になりたい
このドラマを見て思いました。

ぼんやり見ているとモヤモヤしてしまう
シーンが多いので、twitterなどで
他の人の感想など読むと
「あのシーンはこういう意味か!」
と分かり、見え方が全然違ってきて
面白いです。

そこからもう一歩踏み込んで、
「自分はさらにどう解釈する?」
とあれこれ考えてみるのも良し。

仕事で悩んでいる人にとっても、
起爆剤になるようなドラマでも
あるように思います。
色んな楽しみ方ができる良質な
ドラマは奥が深いですね。

 

 

※昨日作成した記事がなぜか2記事ずつ
作成されていたため、整理しました。
(システムエラーかと)
bollaさん、せっかく☆つけていただいたのに
すみません。私の記憶にはしっかりと
残しておきます。

 

自分の得意な「感覚」を軸に、会社選びをしよう!

先日、何気なく読んだ
「めんどくさい」がなくなる100の化学的な方法。

 

 

まず、感想としては…。
後半にかけて
「めんどくさいとかもう関係ないよね?」
と感じたのですが、読了された方どうですか?

例えば
「勉強する子の親はスマホをいじらない」とか
妖怪ウォッチでより多くの力を引き出す」とか。
【子どもの主体性を育む】という章なのですが、
めんどくさいがなくなる=主体性が伸びる、という
ことから派生して、なのかもしれませんが
「めんどくさい」に対して
間接的というか…。
読んでいてタメにはなるのですが、
100個挙げる過程で、だんだんとネタ切れして
しまったのかな?と感じました。


でもそのなかで、一番面白かったのが
「人間のタイプは3つに分けられる」
というものでした!



私達のもつ感覚は、視覚、聴覚、身体感覚
(嗅覚、触覚、味覚)の3タイプの分類できる
そうで。本に載っている簡単な判定テストを
行なうだけで自分がどのタイプかどうか
分かるのです。

①視覚が優位な「見た目重視」傾向
②聴覚が優位な「うんちく重視」傾向
③身体感覚が優位な「フィーリング重視」傾向

 

この3タイプ。
ちなみに私は圧倒的にフィーリング重視でした。
あまりの圧倒的な差に驚き…。

 

この結果は、今後の転職や仕事選びの際にも
とても役立つと思うのです。

例えば①視覚が優位な「見た目重視」傾向
の方なら…。
オフィス外観はもちろん、社内も綺麗な
ビルだと気持ちがアガるはず。
会社の所在地も、銀座や六本木など
イケてる街の方がきっといいのでは?
かっこよくて尊敬できる先輩がいたり、
会社で扱う商材がかわいい!等という
ことで働きたい、働きやすいという
気持ちにつながるのではないでしょうか。



②聴覚が優位な「うんちく重視」傾向
という方なら、自分のこだわりが生かせる
仕事だったり、会社の方針と自分の理論が
近しいと感じる場所だったりすると
働きやすいのではないかと思います。
社長と意気投合した、とか
上司と目指す考えが一緒だ、というような
会社でないと逆につらくなってしまうかも?

 


③身体感覚が優位な「フィーリング重視」傾向
の方は、どこがどう、と一言では言えないけれど
「なんとなくこの会社の雰囲気が好き」とか
「この同僚や上司とならやっていけそう」
とまさに体感して会社を決めることが
転職成功の秘訣かと思います。
「なぜこの会社にしたの?」と聞かれて
論理的に答えられなくてもいいんです。
自分の感覚でOKを出せる会社こそが
このタイプの人にとっての「いい会社」
なのだと思います。

 

 

「給料がいいから」
知名度があるから」
と自分の感覚を無視してしまうより、
自分の感覚に寄り添い、信じて
会社を決めてみるというのも
おすすめです。

特にこれまで自分の感覚をないがしろにして、
「世間体重視」で仕事や会社を決めてきた
方には。


本書内の判定テストはたったの15問
なのですぐできてしまいます。
転職に限らず、自分がどの感覚が優位なのか
知る事で、日常生活のいろんな場面で
役立つはずです。
例えばデートのお店選びなど、
今後私は全てフィーリングで選んで
いこう!今までも間違っていなかったんだ!と
自信が持てましたw

 

  • 単行本(ソフトカバー): 272ページ
  • 出版社: 大和書房 (2017/12/24)
  • 言語: 日本語
  • ISBN-10: 4479796045
  • ISBN-13: 978-4479796046
  • 発売日: 2017/12/24

 

「コンビニ人間」から読み解くお仕事論

話題になってからだいぶ経ちましたが、
コンビニ人間」著:村田紗耶香 を
読みました。


まずは、あらすじを紹介します。

 


◆「コンビニ人間」あらすじ

主人公の古倉恵子は、物心ついて以来、
「治らない」自分に困り果てていた。
具体的には、小鳥が死んだら可哀想と思えず
「焼き鳥にしよう」と思う、
友達同士の喧嘩を止めるために暴力を使う、
怒る先生を止めるために先生を裸にするなど、
いわゆる「普通」が分からない。

大学生になり新規オープンしたコンビニで働き
はじめた恵子は、コンビニのマニュアル通りの
動きをすることにより「困り感」がなくなり
「世界の部品になることができた」と感じる。
恵子は18年間コンビニで働き続ける。

喋り方も服装も、同じコンビニで働く同僚
の真似をすることでなんとか体裁を保って
生きてきた。そんな折、「白羽」という男性が
新しくアルバイトとして入ってくる。
(以下、ネタバレあり)

恵子と同じく、世間のなかで上手く生きることが
できない白羽に恵子は共感し、書類上のみの
婚姻を提案、2人は奇妙な同居をはじめる。

世間一般的な生き方をすることで周りは安心
するかと思いきや、逆に「正社員になった方がいい」
「子どもはいつ?」と余計詮索される結果に。
正社員になるためにコンビニを辞めた恵子だったが、
コンビニという生活の主軸がなくなり、身なりも
生活習慣も基準を失っていた。

ようやく掴んだ派遣の面接に行く途中、立ち寄った
コンビニで恵子は自然とその店の商品配置替え、
フェイスアップなど勝手にやり出してしまう。
恵子は人間である以上に「コンビニ店員」である
ことに気付く。そして初めて自分を意味のある
生き物だと感じるのだった。



◆干渉されたくないはずなのに、
他人の目を気にして生きていませんか?

コンビニ経験者からすると、物語前半は
共感の嵐だと思います。小説を読んでいる、
というよりも、働いているときのことが
文章化されている、と言った方が
いいかもしれません。
さすが実際にコンビニ勤務されている作者
だけあります。

さて、中盤で面白いのは白浜の台詞。
以下、引用します。
皆が足並みを揃えていない駄目なんだ。
何で三十代半ばなのにバイトなのか。
何で一回も恋愛をしたことがないのか。
性行為の経験の有無まで平然と聞いてくる。
『ああ、風俗は数に入れないでくださいね』
なんてことまで、笑いながら言うんだ、あいつらは!
誰にも迷惑をかけていないのに、ただ、少数派と
いうだけで、皆が僕の人生を簡単に強姦する

 

「強姦」とは多少言い過ぎですが、
今の日本社会について問題提起している台詞
だと思います。
そして白羽は
「だから僕は結婚して、あいつらに文句を
言われない人生になりたいんだ
と言うのですが、対して恵子は
「え、自分の人生に干渉してくる人たちを
嫌っているのに、わざわざ、その人たちに
文句を言われないために生き方を選択
するんですか?と問います。


このセリフに私自身もハッとさせられました。
他人には干渉されたくないと思っている割りに、
他人の目を気にして生きているなと…。

 

 

◆仕事を続けることで生きがいになることもある

恵子は、作品内の台詞にもありますが、
普通の人間という皮をかぶって、そのマニュアル
通りに振る舞えばムラ(世間)を追い出させる
ことはないと思い、ンビニ店員を演じ続けて
います。

でも実際に辞めてみると、コンビニが生きがい
だったと気付きます。初めからコンビニが好きだった
からなのか、18年間ずっと働いてきたことで
コンビニが生きがいへと変化していったのかは
誰も分かりかねますが、この作品を通して

仕事を続けることでその仕事が生きがいに
なることもある

ということを私達に教えてくれます。

 

 

 

◆自分の仕事を過小評価しないで!
天職か迷ったら一度辞めてみるもよし

作品内ではコンビニの仕事=マニュアル通りの
仕事、という風に一見書かれていますが、
冒頭からの文章を読んでも分かる通り
実際はマニュアルだけではとても務めきれない
難易度の高い仕事です。

まだコンビニという形態が世の出た当初は
マニュアルだけでやり切れた部分もあるかも
しれませんが、最近では行う業務の量も多く、
例えばレジ対応、たばこ、フランクおでん肉まん、
宅急便、チケット発券、ネット支払い、
支払方法(クレジット、ICカードプリペイド
などを全て滞りなく対応しなければなりません。

たかがコンビニ、と思われがちですし
主人公恵子もそう思っているかもしれませんが、
世間で普通らしく振る舞えなかったとしても
「コンビニでしっかり働くことができる」
それだけで十分、社会人としての義務は
果たしており立派に社会を生きていると
私は思います。

 

自分の仕事となると当たり前すぎて、
「こんな仕事」と過小評価しがちですが、
それはどんな仕事でも、誰もが出来る
当たり前の仕事というものはない(例え
コンビニ店員でも)のです。

それでも、もしその仕事に疑問を感じれば
一度辞めて見るとそれが自分にとって天職か
どうかがはっきりわかるよ、ということを
この本を通じて私は作者からメッセージと
して受け取ったような気がします。

 

 

 


ハードカバーで150ページほど。
読書が極端に苦手でなければ、
サラッと読めてしまう一冊です。


 

 

飽きっぽい人、仕事が続かない人(はHSSかもしれない)の働き方・転職術

・転職歴が多い、転職グセがある
・一つの会社でずっと働く事ができない
・単調な仕事に飽きてしまう
・やりたいことが次々に変わる
など…。

私自身も割とそうで、
自分を責めて、落ち込んでいました。
でも最近「HSP」という言葉が話題になっていて、
そのなかでさらに「HSS」という対タイプがあると
知った時に「もしかしてこれかも?!」と思ったのです。


HSP、HSSとは?

HSP」とは"Highly Sensitive Person "
の略で「高い感受性を持つ人」という意味です。

HSP診断テスト

↑気になる方は診断してみてください


HSP関連の本もかなりたくさん出ています。
個人的には、武田友紀さんの「繊細さん」が
まさに、繊細さんについて繊細に書かれていて
「ずばり!」という感じでした。


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他にも「HSS」=
"High Sensation Seeking "
=「刺激を求めるタイプの人」

という方もいます。
HSPでHSS、HSPではないけれどHSS
という人の違いを比較してみたいと思います。

 (尚、上記でご紹介した本はHSP向けの内容で、
HSS向けではありません)

 

.非HSP/HSS

好奇心に満ちやる気があり、衝動的ですぐに危険を冒し、
すぐに退屈する。与えられた状況の繊細なことにも
あまり気付かず興味もない

 

HSP/HSS

新しい刺激を求めるものの、それによって動揺
したくないし大きな危険は冒したくない


ま、つまりは繊細かそうでないかの
違いという事ですね。

 

◆HSSさんは社会でどう働いていくか?

HSPかどうかは別として、
「HSS」タイプの人の場合、
どうやって仕事を続けていったら
いいか考えてみました


①異動転勤ありの総合職で就職する
独身で身の振り方も自由なら、
数年で転勤させられるような会社に
自ら飛び込んでみるのもありだと思います。
住んでいる場所、一緒に働く人も変えられて
転職するよりも経歴的には安泰です。
将来出世できる可能性も高いでしょう。


②転勤の多い人と結婚する
これはほぼ女性限定になってしまうかも
しれませんが。転職が多かったとしても
「パートナーの都合で」といえば
「そっか、それはしかたないね」と
丸く収まります。

 

③派遣や単発で働く
世間的にはあまりよくないイメージかも
しれませんが、HSSさんにはとても合っている
働き方だと私は思っています。
「やりたいことがまだ見つかっていない」という
人もとりあえず色々やってみると、
「この仕事って面白いな」など気づきが見えてきますし。
ただデメリットとしては、若いうちはいいのですが
ある程度の年齢になると働きづらくなる働き方でも
あるので注意が必要です。


④転職回数が目立たない業界で働く
IT系は転職、引き抜き、出向など一番よく聞く
業界だと思います。またこの業界の場合、経歴よりも
スキル重視だと思うのでスキルさえあればやっていける
のではないでしょうか。

 

⑤上司に異動願いを出す
異動願い、までいかなくとも
上司との四半期面談などの際に
「今後、こういうことがやってみたいんです」
と話してみるのもおすすめです。
実際、私は「ブログとか書くのが好きなんです」
と話したら会社のブログ担当となり、
会社が運営するサイトのミーティングなどに
参加させてもらうことになりとても楽しかったです。


⑥キャリアを横に広げていく
役職を積んでいくことがキャリア、だと
思われがちですが、例えば新卒で営業、
次に営業事務に興味を持ち、
そこから事務職のスキルを重ねて…
横にキャリアを広げていった方が
出来る仕事が増えていくので、
転職しても重宝されるのではないでしょうか。
関連性のない転職は嫌がられ、首をかしげられますが、
しっかりとストーリーのある転職
採用されやすいです。

⑦プライベートに変化をもたせる
近いエリア内で引っ越ししてみる、
犬を飼ってみる、通勤手段を変える、
など思いっきりプライベートで刺激
を与えてみると、転職する暇も
ないくらいの気持ちになるかもしれません。
ただ、これは割と軽度のHSSさん向けかも
しれませんね。
私自身、色々変化を持たせてみましたが、
会社は24時間のうち一番過ごす時間が
長い場所だけに効果がありませんでした、
あくまで私は。

⑧複数の仕事を持つ
例えばアルバイトを2,3社掛け持ちする
とか、1つの会社でずっと働くことを
しない方が飽きないのかもしれませんね。
最近は副業OKの会社もあるので、あれこれ
チャレンジしやすいかと。

 

 


尚、「HSSさんは会社を設立した方がいい」
という意見もありますが個人的には
「それはどうかな?」と思っています。
だって社長ともなれば簡単に
「やっぱ会社やーめた」と言えないですし、
「A事業をやっていたけれどやっぱりB事業に
転換したい」とも簡単に言えないからです。


個人的にはHSSタイプでも楽しく働ける
会社があったらいいなあと思っています。
ただ、HSPのHSSだと過度な冒険は
苦手なのでどうしたらいいのだろう…。
そこはまだ私の中でも課題です。



先日、「ガイアの夜明け」を見ていたら
ZOZOの前澤社長が

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「これからの時代、企業もオーダーメイド。
“自分たちに合った会社が欲しい‘と言えば
作れる日は近い」

という趣旨のことを語っていて、
私の希望もそう遠くないうちに実現するかも、
と思い始めました。


それはともかくとして…。
まずは自分のタイプをよく認識すること。
自分が刺激を求めるタイプであると気づかない限り、
いくら転職しても満足することはないからです。

私自身、社会人になって数年は自分の飽きっぽさ
を見ないフリし続けていたのです…。
でも自分の弱さ、弱点と向き合うことで、
そこから「じゃあどうしたらよいか」
考えてみると、そこから新たな道だったり
ヒントだったりが出現してくるのでは
ないかと思うのです。