今回は、紹介・派遣会社側の「あるある」について語ってみようと思います。
【紹介会社・派遣会社の「あるある」】
◆“顔合わせ”の時に平気で「行ってきてください」と言う
単発のお仕事なら同席しないことの方が多いかもしれませんが、
長期のお仕事、また転職の“顔合わせ”は紹介会社や派遣会社の
担当が同席することが多いです。
・担当者の扱う案件で面接がバッティングしてしまった
・遠方でどうしても行けない
など「ごめんなさい、行けなくて!」と言うことはありますが、
実際聞いた話では
某有名大手紹介企業は平気で「一人で行ってきてください」と
言うそうです。
同席してもらうと、
・面接場所まで案内してもらえる
・企業の詳しい情報を教えてもらえる
(面接官はこんな人、面接内容はいつもこんな感じ、など)
というメリットもあるので、面接慣れしていない方や方向音痴の方、
初めての転職の場合には同席してくれる担当がいる会社に
紹介してもらうほうがよいでしょう。
◆スタッフが急きょ辞めてしまい代わりが見つからなくて、
派遣会社の社員が派遣先企業で働くことになった
少なくとも一例、私は実際目の当たりにしました。
「私だったらイヤだな」と思いましたが、その本人はけっこう
楽しそうに働いていて「ハート強いな・・・」と感心しました。
かなり長期間、その派遣先で働いていました。
◆中小規模の派遣・紹介会社、事務所はマンションの一室
超大手以外はけっこう多いですね。
有名どころでも本社以外はこじんまりしている場合もあります。
ただ、中小規模の場合、本社すらマンションの一室のことだって
少なくありません。
人材のお仕事って、「人」さえ集まれば最悪、あとは
電話とPCくらいあれば仕事できてしまうので・・・。
◆担当者がとにかく変わる!
業界的にそういうものなので、もしあなたが派遣スタッフで
「どうしてこんなに私の担当さんは代わるの?!」って憤って
いたとしてもそう怒らないでください。
どの会社でもそうです。むしろずっと同じ担当者だったら
「すごいね!!!!」レベルなので。
◆求人の「NEW」は当てにならない
特に複数の紹介企業が求人を掲載している求人ポータルサイトは
みな「求人を一番上に上げて、たくさん見てもらおう」と必死です。
古い内容なのに新しい求人として使いまわすことも多いです。
(そもそも、新しい求人を大量に仕入れてそれを打ち込むって
企業としては、相当な労力なんです)
もちろん、真摯に対応している企業もありますが
そうでないところも多いので「NEW」が必ずしも新しくない
かもと思っておくのは大事だと思います。
◆「釣り」求人を掲載している企業もある
時給や年収など、最高額をキャッチコピーや求人の金額表示部分に
掲載して、パッと見ると「これだけ貰えるんだ」と思わせてしまう。
(悪質な場合だと、給与額をかさ増しして掲載していることもあります)
本当に可能性がゼロではないので、嘘ではないのですが求人の信憑性
としてはかなりグレーです。
こういう求人に惹かれて応募してくる人が多いので、
「釣り」求人と私の周りではよく呼ばれています。
求人の情報はあくまで「目安!」と心得ておくとよいです。
異常に条件がいい求人は疑って見る目を持ってくださいね。
◆脅された?!
例えば紹介会社に斡旋してもらって内定が決まった・・・けれど、
突然親が病気になってしまい看病が必要、働けなくなってしまった。
紹介会社に「内定辞退」を伝えると
「それじゃ困ります!ウンヌンカンヌン!」と場合によっては
脅すようなことを言われた、という話も聞きます。
紹介会社としても、紹介先企業との信頼関係で仕事が成り立っているので
内定辞退や早期退職が続くと困ってしまいます。手数料も貰えなくなるからです。
脅すようなことを言うのも良くないですが、
勝手過ぎる辞退や退職は避けましょう。
(もちろん看病は仕方ないですよ?でもそうやって嘘つく人もいます・・・)
◆業界内ブラックリストは存在する?!
表現が難しいところですが、本当のリストはなくても
ある意味存在します。
例えば紹介会社A社を利用してZ社を面接。ドタキャン。
半年後、紹介会社B社を利用してまたZ社を受けようとしたら
Z社はそのドタキャン野郎と覚えていて「この人、ドタキャンしました」
とB社にお断り。
こういう流れで「こいつ、やばいぞ!」とバレてしまいます。
紹介会社と企業は信頼関係でお仕事しているので、ご丁寧に
各紹介会社に「○○さんは絶対に紹介しないで」なんてお触れを出す
会社もあります。
ですので、「どうせバレないっしょ?」と悪質行為
(ドタキャンや内定辞退連発、早期退職など)を行うと
もうどこも紹介してもらえなくなります(涙)
けっこうリアルな裏話を多数披露してしました!
どうぞここだけの秘密にしてくださいね;;