アルバイトも含めると、
おそらく10回以上は「辞める」を経験している「中の人」として、
「仕事辞めたいな~」と考えながらもやめられず燻っている人のために
辞めドキについて考えてみました。
①研修前
面接には合格したものの、いざ職場に入るとなんかちょっと違った・・・
という時もあるものです。とはいえ、職場側からすると研修にあなたの
お給料も払っているし、指導者側の時間、シフト制の仕事であれば
研修中で人が足りなくなるために余分に人手を増やすなど間接的な
人件費も増やしています。
研修の途中や、研修を終えてから「実は辞めたいんです」と言うくらいなら
きっぱり研修前にお断りした方が双方にとって潔い結果になります。
②退職者が出ると報告を受けたタイミング
例えば部長に呼ばれて「〇〇さんが今月いっぱいで辞めることになった」
ってよくあるシチュエーション。「あー、本当は自分もちょっと辞めたいんだよな~」と思っている人にとってはつらいですよね。
ただもう辞めようと気持ちが固まっているのであれば、この時に「実は自分も」と素直に伝えてしまいましょう。営業職などですと、引継ぎもあります。しかたなく引き継いだけど、やっぱり自分も辞めたいとなると引継ぎの連続になってしまいます。
また自分から「部長、ちょっとお話が・・・」と言い出すのは至難の技ですが、
誰かが辞める時には「おい、ちょっといいか?」と呼び出されると思うので自分から
言い出さず済みます。
会社側としても〇〇が辞めたから次はあいつに頑張ってもらおう、などあなたに余計期待してしまうことになるので、早めに意思を伝えておいた方がいいことも。
ただし、「〇〇が今月末で辞めるからお前はすぐに辞められない」と言われることもあるのでご注意を。
ただ社内に「辞めるのか!」と皆から問いただされたり、辞めるときは何かと大変ですが誰かに続いて辞めると、ちょっと辞めやすくはなります。
③会社の統合、事業部の編成などのタイミング
「来月から〇〇社と統合します」「A部は来月からなくなります」
など社内の変化はたびたびあるものです。ごたごたしているタイミングで
辞めてしまうのも手。ある種、ごたごたのせいにもできるからです。
④結婚、出産、介護
男性だとなかなか結婚で辞める、は可能性薄ですが。
彼がいれば、結婚を理由に退職はしやすいです。
(本当に結婚しなくとも。ただ社内の人間と関係を絶たないと、
あとあとこじれます)
本当に辞めなければいけないときもあります。
⑤就活
就活にもお金がかかりますが、やはり一旦はスパッと辞めないとなかなか
集中できないのも事実。私自身、経験がありますがはっきりと「〇月末に辞めます!」と言わず「〇月くらいまでに~」という伝え方をしたら、ずっとシフトを入れられて困った経験が。自分以外にもたくさん就活で辞めてきた人はいますし、「困るなー」と言われてもなんだかんだどうにかなります。だから勇気を出して言うべし!
何より
・一日中「辞めたい」と思いながら仕事をしている
・つらすぎて体調やメンタルにも支障がでている
などであれば、もう「今でしょ」状態です。
辞められない仕事はありません。
そして辞めることはけっして恥ではありません。