人材業界の「中の人」が語る、人材・派遣・就職・転職バナシ

人材業界・派遣業界や転職について、仕事や転職が上手くいかない方に向けて語っています。

育児休業取得後に退職ってできる?~育児休業後の退職、体験談~

「育休明け 退職したい」でもできるの?
育児休業給付金をもらって退職」なんてあり?
「育休途中 退職」どうしようかな。
「育休 退職 タイミング」で悩んでいる。
こんな方のためになればと私の体験を綴ってみました。

 

 

育児休業後の退職 私の場合


私は産休と育休をめいっぱい取得(2年)後に退職しました。
ですので、復帰前に退職…可能!です。
全ての人が可能、とは言いづらいですが、

「へー、こんな人もいるんだ」と参考にして
頂ければと思います。

(私の当時のスペック)
・事務職パート
・通勤1時間
・福利厚生は手厚い会社に勤務
・在籍部署は居心地よかったが、会社本体は微妙

 

育児休業後の退職をスムーズにするための秘策?

1 私の場合は、そもそも産休・育休を取る時点で
「最悪、退職となってもいいように」と考え、行動
していました。会社に私物を残さないようにとか。
かといって、全く残しておかないのも不自然なので、
処分してもらってもいいものだけ残しておきました。

 

2 また、産休・育休中も定期的に上司と連絡を取り合って
おり、会社の状況など教えてもらっていました。
子どもを連れて出かけられるようになってからは、
部署メンバーに子どもを見せに行ったりしていました。
(短時間ですが)


3 人事部の方とのメールのやりとりをし、関係も良好に
していました。そのため、退職も人事の方にメールで伝えました。
「え~。ありえない?」と思うかもしれませんが、
退職するという人間を引き留める会社は意外と多くはありません。
実際、赤ちゃんがいて退職申請をしに会社に出向くことも難しかった
ですし、辞めるのを言いにわざわざ行くのもどうかということで。
(私の場合、部署メンバーとは仲がよかったですが、会社本体とは
そこまでだったため)

 

なぜ、職場復帰しなかったのか?


1 後任がいて戻る場所がなかった
産休に入る前に自分の後任を入れました。
そのため、逆に「戻る場所がなくなってしまった」
というのが理由の一つです。
直属の上司からは「復帰したら別部署に行かされるだろう」
と報告を受けていました。
その会社は別部署=まるで別の会社のような雰囲気、
だったため、「だったら戻りたくないな」と思ったのが
正直な気持ちです。これまでのキャリアを全く生かされず、

新しいことを覚えなければならない、

それは自分のやりたいこと
ではなかったので復帰してもとても

モチベーションが持続するとは
思えませんでした。


2 子どもを預ける場所がなかった
保育園激戦区に住んでいたため、

「最悪、預けるところが
なければ復帰できない」

という仮説は立てていたものの、
やはり全て落選。親に預けて働く

という選択肢もありましたが、
親も働いておりフルタイムの復帰が

難しいのが現実でした。


3復帰が現実的ではなかった
通勤1時間かけて、お昼休憩1時間、

帰宅に1時間。
出掛けている時間が全て労働時間に

回せるわけではないので、
7時間出かけているから時給千円で

7千円という単純計算
にはなりませんよね。
長時間子どもと離れて働いても

たったこれだけしかもらえないの?
と、考えてしまいました。

 託児施設に預ければ、

給料がまるまる託児代になるので、
手元に何も残らない…。

正社員でキャリアを維持する必要性があれば

それもアリでしょうが、

私の場合はそうではなかったので。

 

退職申請、どう告げた?

 


保育園が全落ちで託児する場所がないため、

復帰できません
と素直に伝えました。

残念ですが退職を選択しますと。
会社側が託児施設を用意してくれる

などのサポートをしてくれれば
また別でしたが、そういった提案もなかったので。
申請は、復帰よりも少し早い段階でお伝えしました。

怒られたりするか?と若干ビビッていましたが、
「分かりました」と受理されました。

 あとは諸々の書類を郵送で対応して、終わりでした。

 

 

プレママ、出産を機に退職を検討しているママに
伝えたいこと


私のように、しっかり産休・育休を

取得してから退職という

選択もできます。

(可能性はゼロではないという意味で)
もし産休・育休が取得できそうなら、できるだけ
取得することをおすすめします。
(退職するのは、それからでも遅くないのです)

但し、取得できる条件もあるので
その条件に当てはまるか確認をしておくとよいでしょう。

もちろん、育休は復帰が前提でのお休みです。
しかしながら、

産前と同じ状況で復帰できるわけではない
というのはかなりの盲点です。

子どもと離れて数時間外出することが

とても困難になりますし、
子どもはしょっちゅう体調を崩すので、

会社を休まなければ

いけない機会も増えます。


働いている側からすると

「どうして戻ってこれないの?」と
疑問に思うかもしれませんが、

産んでみたらそう簡単には
もどれなかった!というママも

多いのではないでしょうか。

会社側も本当に戻ってきてほしかったから、

戻ってきやすい環境づくり、

対応をする努力をしていただけたら労働者の
立場としては嬉しいかなと、振り返ってみて思います。

出産から約5年経ちますが、

まだまだ子育て真っ最中ですし、
仕事人生も終わってはいません。

復帰しなかったからといって
人生が終わるわけではないので、

長い目をみてジャッジやチョイス
してみることをおすすめします。

とはいえ、どうなるかなんて

「産んでみないと分からない」
というのが結論ではないかと思います。

絶対に戻れるとも限らないし、

戻れないとも限らない。
そんな気持ちでいることしかできないですよね。
「戻れる状況であれば戻ってきますからね!」

それでいいと思うのです。
年単位で会社から離れていれば、

会社の業績が悪化することもあれば、
部署自体がなくなるなんてこともあるわけで。
雇用者、労働者双方とも

「絶対」の約束はできないのですから。