人材業界の「中の人」が語る、人材・派遣・就職・転職バナシ

人材業界・派遣業界や転職について、仕事や転職が上手くいかない方に向けて語っています。

企業が転職者に求めるスキルは何ですか?

新卒者と転職者の市場は違いますし、求められるものも違います。
まず企業が新卒者に求めるものは何でしょうか?

■企業が新卒者に求めるものは、ワークスキルではない
そもそも新卒者に仕事に関するスキルは要らない場合も多いです。
資格や一定の技術が必要な職種なら別ですが、一般的な仕事であれば
「仕事ができるか?」よりも他のスキルを重視している企業が多いです。


なかでも、
・コミュニケーション能力
・忠誠心
・ピュアさ
・ガッツ


この4つが、企業側の求めるスキルだと思います。
海外テレビドラマ「スーツ」をご覧になったことはありますか?
このドラマでは、部下が上司へ忠誠心があるかどうかが物語のカギになるシーンが、
何度もあります。日本の就職市場において、「忠誠心」というワードは
あまりメジャーではない気がしますが、このドラマを見ると忠誠心の大切さにハッと
させられます。

 

 

 

ピュアさについては、世間の事を何も知らないような純度では問題ですが、
上司に言われたことに対して刃向わない、素直に動くことのできるピュアさ
とても大切です。加えて、初めての社会人デビューではつらいことも多いです。
そのときに、ピュアなハートを持ち合わせていながらも、負けじと耐えることの
できるある程度のガッツも必要となってくるのです。

では本題の転職者についてです。

 

◆転職者に求められるのは、突出する「何か」

転職者については、第二新卒的な扱いであれば新卒と同じ能力が求められることも
あると思います。しかし、25歳以降、そして30代以降になれば純度の高いピュアさの必要性は段々低くなっていきます。

もちろん素直に働いてくれる人はありがたいです。
ただ、言うべきときにはNOと言える人材、NOと言うだけではなく
「もっとこうした方がいいと思うので私がやります」と言える人物こそ
企業は欲しがっています。


加えて「理解力」も必要です。
例えば言われたことができるのは当たり前。
なぜ上司はその指示を出したのか?
どう工夫したら上司としては助かるだろうか?
上司の観点に立って、自分自身で仕事を創意工夫する、
10言われて10やるのではなく、3言われて12やるくらいの
スキルがある人材は採用後、必ず重宝され、キャリアアップできる
可能性もあります。

例えば社員制度がある会社に、パートや契約社員として入社し、
「正社員になりたい」という人は、上司にお伺いを立てる前に
自分の仕事結果を振り返ってみてください。

・上司は自分の仕事ぶりに満足している様子ですか?
・数字など目に見える成果を上げる、またはその成果に
大きく貢献していますか?
・ミスなく仕事をしていますか?


例えやる気があってもミスばかりされたら、尻ぬぐい
する方は作業量が増えてしまいます。ひどい場合は
「だったらいない方がいいよね」なんて方向にも話が
発展してしまう場合も。



とはいえ、高い専門性さえあればそちらを武器にすることは可能です。
周囲を凌駕する高い専門スキルがあれば、他のスキルが劣っていても
「仕方ない、目を瞑るか」と言ってもらえることもあるでしょう。


ご自身の武器になる能力は何ですか?
いい会社を見つけるよりも、そこに気付くことが大切です。
企業はたくさんの方と面接します。
そこで「こいつは他のやつとちょっと違うぞ?」という
インパクトを残さねばなりません。もちろんいい意味での。

受け身で面接していては、いつまでたっても受かりません。
受かったとしても、その先が明るいものかどうかは正直疑問です。

 

ハローワークに行く、転職サイトを閲覧するなどの行動は
何となく転職活動が進んでいるように思えますが、武器なきまま
動いても何も結果は得られません。まずは武器を探し、なければ
見つけるか身につけてください。