無事転職を果たしたものの、入社早々
「おや?選ぶ会社間違えたかも」と思ったらどうします??
入社初日で「やばい、もう続けられる気がサラサラない」と感じたなら
むしろ早く退職し「入社はなかったことに」してしまった方がいいメリット
もあります。
【なぜ入社早々、早期退職するといいのか?】
もちろん、できれば勤続するのがベストですが
諸々の手続きが完了される前に辞めてしまえば、
雇用保険などの観点からいうと「入社した」という
履歴は残らないわけです。
(もちろん前職場に電話したりすれば、バレますよ!)
ただ入社手続きは、やや時間がかかります。
大企業なら完了するまでかなり時間がかかることも。
(スマートではない辞め方例)
手続きが完了してしまえば、例え数日しか入社していなくても再転職の際、
経歴書に書かないといけません。人事が手続きしたとき確実にバレます。
(スマートな辞め方例)
転職後、手続き前に退職してしまえばある意味入社したことにならない
(人事的な手続き上は)
【これらを提出する前なら入社履歴は残らない!(絶対ではないです)】
*年金手帳
(原本を出す場合もあれば、番号だけ書いて提出する場合もあります。
とにかく番号を教えていなければOK。尚、原本を渡してしまうと例えば
バックレてしまったときやや面倒。親切な会社なら郵送してくれたりも
しますがそうでないとなんとかして返してもらわないといけません。
雑な会社だと原本渡したら失くされた、なんてこともあるので気を付けて!)
*雇用保険被保険者証
(この書類記載の番号で、新たに転職した会社の雇用保険加入の手続きをします。
これに入ってしまうと「転職した」という履歴が残ります。逆にまだ加入していなければ実は転職したけど「していない」と言っても再転職の際、誰も気づくことはないと
思います。ただ同業種ですと噂でバレることもあるので注意です。
尚、転職の際に紛失してしまったらハロワで再発行してもらえます。
が出来れば無くさないで!原本がなくても番号さえあればなんとかなります。
不安な人はコピーを取っておくとよいかも)
*扶養控除申告書
(この書類を書いて提出すると、税金・社会保険の手続きを回されます。
出しても数日では処理できないので、1か月以内に退職を切り出せば
間に合うかも)
*健康保険被扶養者異動届
(扶養者がいる人だけ出す書類です。扶養控除申告書に似た書類です)
【失業保険には関係ありませんが、入社時に提出を求められがちな書類】
*身元保証書
(保証人を書く欄があるので、何か会社に不利益を起こしてしまったら
例えあなたが逃走しても保証人に連絡がいってしまいます・・・。
保証人の方に迷惑をかけないようにしましょう!
親が遠方にいる、親戚の人に頼むというケースもあるので、
提出が遅れがちな書類。
多少提出が遅れても大丈夫ですが書類が存在する会社なら必ず
提出するよう言われます)
*入社誓約書
(新卒の場合は出しますね。大抵、初日や研修中に早々回収されます。
最近では「消えるボールペン」で書かないよう注意されます)
(年内に転職した場合は前職場から受け取ります。たまに渡すのを忘れるような
会社もあるので、貰っていなかったら人事に催促しておきましょう。退職してから
連絡するのは気まずいので。これは会社の年末調整時に必要な書類。年を跨いで
転職したら必要ありません)
*健康診断書
(病院に「健康診断書が欲しい」という時には「入社書類として必要なんです」と
言いましょう。「項目はどの項目?」と聞かれます。会社としては「一応貰っておかないといけない書類」のため、けっこう項目はテキトー。細かい項目を決められてない場合もあります。ただやり直しさせられるのもめんどーなので、「健康診断書」としか
書かれていないなら「具体的にどの項目を受けたらいいですか?」と確認するとよいです。大抵、最低限の項目を受けておけば間違いないです)
*住民票
(自分の分だけでいいのか、記載事項証明書といって、家族全員載っているのがいいのか会社に聞いておくといいでしょう。取り直しはかなり大変ですから。分からなければ両方貰っておくのも手。少しお金はかかりますが。
これも会社員はなかなか入手するのに時間がかかる書類です。
入社前の平日にとっておくか、奥さんにお願いするのが策。
独身者だとちょっと大変な書類。)
と、入社書類のハナシをしたら長くなってしまいました。
本来は転職の際は、入社期間に関係なく全ての経歴を履歴書に記載しなければ
なりません。後でバレたら問題です。とくに役職者の場合は深刻!
アルバイトさんなら多少詐称してもそこまで問題になることはないでしょう。
今回は「どうしても経歴が多くなりすぎてもうヤバイ」という人向けのハナシでした。