求人には大きく分けて2種類があります。
①公開求人
→求人サイトなど公に公開されている求人。
企業名が出ている場合もあれば、企業名は
伏せているけれど求人は出しているという
状態もこれに当たる。
求職者が求人サイトで検索し、見ることができる点においては
メリットです。但し、誰もが閲覧可能であるため応募者が増える
=あなたのライバルも増えてしまう点は否めません。
また、求人サイトは随時更新しているサイト
もあれば、数年手入れされていないようなサイトも存在します。
そのため「情報は本当に正しいのか」は注意してみる必要が
あります。気をつけるポイントとしては、「更新日時」が
最新の日付がどうか確認するとよいでしょう。
とはいえ、「自分自身で求人情報を検索し、自分の目で
詳細を目にすることができる」点は安心感が大きいですよね。
②非公開求人
→求人サイトに一切掲載されていない求人。
企業が名前を出したくない、募集人数が非常に少ないのであまり
公にしないでくれといわれ非公開になることもあります。
派遣会社、人材紹介会社が掲載せず抱えている案件を指すことが
多いです。
また求人情報自体は人材紹介会社側の手元にあっても、
「まだ求人サイトに載せていない」という状態は
非公開求人となるため、求人を作るまでに採用が
決まってしまえば「結果的に非公開求人だった」
となることもあります。
例えば特殊なスキルや求める人材のレベルが高いため
「どうせ求人出したってレベル外の人しか来ないので、
該当する人だけに声をかけてください」と非公開
オーダーとなる場合もあります。
ですので、公開=良い 非公開=悪い
というイメージで見ている方がいるのだとしたら、
そのイメージはすぐ捨てましょう。
どちらがいい悪いの問題ではなく、
「あなたにぴったりの求人」が『良い求人』なのです。
非公開求人を紹介してもらう場合には、
電話にて口頭で内容を聞くか、メールで情報を
貰うかが主流かと思います。
情報が薄いことも多いので、非公開の場合には
気になる点、分からない点はどんどんつっこんで
紹介会社や派遣会社の人に聞きましょう。
紹介会社・派遣会社側も分からなければ
企業にヒアリングしてくれます。
遠慮せずにどんどん質問することで、
求人の詳細が明らかになります。
なんとなく上澄みだけ聞いてみてよさそうだな~、
と応募するのももちろん個人の自由ですが、
面接に行ってみて詳しく話を聞いてみたら
思っていた仕事と違ったということも。
そのあたりも注意するとよいかと思います。
自分の条件ははっきりしているのだけれど、
合う求人がないという場合に、紹介会社や
派遣会社に伝えてみると、非公開求人を
紹介してもらえることもあるので、
念頭に入れておくとよいかもしれませんね。