・転職歴が多い、転職グセがある
・一つの会社でずっと働く事ができない
・単調な仕事に飽きてしまう
・やりたいことが次々に変わる
など…。
私自身も割とそうで、
自分を責めて、落ち込んでいました。
でも最近「HSP」という言葉が話題になっていて、
そのなかでさらに「HSS」という対タイプがあると
知った時に「もしかしてこれかも?!」と思ったのです。
◆HSP、HSSとは?
「HSP」とは"Highly Sensitive Person "
の略で「高い感受性を持つ人」という意味です。
HSP診断テスト
↑気になる方は診断してみてください
HSP関連の本もかなりたくさん出ています。
個人的には、武田友紀さんの「繊細さん」が
まさに、繊細さんについて繊細に書かれていて
「ずばり!」という感じでした。
他にも「HSS」=
"High Sensation Seeking "
=「刺激を求めるタイプの人」
という方もいます。
HSPでHSS、HSPではないけれどHSS
という人の違いを比較してみたいと思います。
(尚、上記でご紹介した本はHSP向けの内容で、
HSS向けではありません)
.非HSP/HSS
好奇心に満ちやる気があり、衝動的ですぐに危険を冒し、
すぐに退屈する。与えられた状況の繊細なことにも
あまり気付かず興味もない
HSP/HSS
新しい刺激を求めるものの、それによって動揺
したくないし大きな危険は冒したくない
ま、つまりは繊細かそうでないかの
違いという事ですね。
◆HSSさんは社会でどう働いていくか?
HSPかどうかは別として、
「HSS」タイプの人の場合、
どうやって仕事を続けていったら
いいか考えてみました
①異動転勤ありの総合職で就職する
独身で身の振り方も自由なら、
数年で転勤させられるような会社に
自ら飛び込んでみるのもありだと思います。
住んでいる場所、一緒に働く人も変えられて
転職するよりも経歴的には安泰です。
将来出世できる可能性も高いでしょう。
②転勤の多い人と結婚する
これはほぼ女性限定になってしまうかも
しれませんが。転職が多かったとしても
「パートナーの都合で」といえば
「そっか、それはしかたないね」と
丸く収まります。
③派遣や単発で働く
世間的にはあまりよくないイメージかも
しれませんが、HSSさんにはとても合っている
働き方だと私は思っています。
「やりたいことがまだ見つかっていない」という
人もとりあえず色々やってみると、
「この仕事って面白いな」など気づきが見えてきますし。
ただデメリットとしては、若いうちはいいのですが
ある程度の年齢になると働きづらくなる働き方でも
あるので注意が必要です。
④転職回数が目立たない業界で働く
IT系は転職、引き抜き、出向など一番よく聞く
業界だと思います。またこの業界の場合、経歴よりも
スキル重視だと思うのでスキルさえあればやっていける
のではないでしょうか。
⑤上司に異動願いを出す
異動願い、までいかなくとも
上司との四半期面談などの際に
「今後、こういうことがやってみたいんです」
と話してみるのもおすすめです。
実際、私は「ブログとか書くのが好きなんです」
と話したら会社のブログ担当となり、
会社が運営するサイトのミーティングなどに
参加させてもらうことになりとても楽しかったです。
⑥キャリアを横に広げていく
役職を積んでいくことがキャリア、だと
思われがちですが、例えば新卒で営業、
次に営業事務に興味を持ち、
そこから事務職のスキルを重ねて…
と横にキャリアを広げていった方が
出来る仕事が増えていくので、
転職しても重宝されるのではないでしょうか。
関連性のない転職は嫌がられ、首をかしげられますが、
しっかりとストーリーのある転職は
採用されやすいです。
⑦プライベートに変化をもたせる
近いエリア内で引っ越ししてみる、
犬を飼ってみる、通勤手段を変える、
など思いっきりプライベートで刺激
を与えてみると、転職する暇も
ないくらいの気持ちになるかもしれません。
ただ、これは割と軽度のHSSさん向けかも
しれませんね。
私自身、色々変化を持たせてみましたが、
会社は24時間のうち一番過ごす時間が
長い場所だけに効果がありませんでした、
あくまで私は。
⑧複数の仕事を持つ
例えばアルバイトを2,3社掛け持ちする
とか、1つの会社でずっと働くことを
しない方が飽きないのかもしれませんね。
最近は副業OKの会社もあるので、あれこれ
チャレンジしやすいかと。
尚、「HSSさんは会社を設立した方がいい」
という意見もありますが個人的には
「それはどうかな?」と思っています。
だって社長ともなれば簡単に
「やっぱ会社やーめた」と言えないですし、
「A事業をやっていたけれどやっぱりB事業に
転換したい」とも簡単に言えないからです。
個人的にはHSSタイプでも楽しく働ける
会社があったらいいなあと思っています。
ただ、HSPのHSSだと過度な冒険は
苦手なのでどうしたらいいのだろう…。
そこはまだ私の中でも課題です。
先日、「ガイアの夜明け」を見ていたら
ZOZOの前澤社長が
「これからの時代、企業もオーダーメイド。
“自分たちに合った会社が欲しい‘と言えば
作れる日は近い」
という趣旨のことを語っていて、
私の希望もそう遠くないうちに実現するかも、
と思い始めました。
それはともかくとして…。
まずは自分のタイプをよく認識すること。
自分が刺激を求めるタイプであると気づかない限り、
いくら転職しても満足することはないからです。
私自身、社会人になって数年は自分の飽きっぽさ
を見ないフリし続けていたのです…。
でも自分の弱さ、弱点と向き合うことで、
そこから「じゃあどうしたらよいか」
考えてみると、そこから新たな道だったり
ヒントだったりが出現してくるのでは
ないかと思うのです。