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令和の働き方を探せ!「日本進化論」

平成は終わるし、
日本の政治も不透明だし、
という状況ですが
この本ほど諸々の
「正直よくわからないなぁ」
という部分を
クリアに書いてくれている本は
ないと思います。


テクノロジーを活用すれば、
「どこでも学べて、どこでも働ける」
状況を作り出すことができます。
(「日本進化論」本文より)

 
「ポリテック」。
政治×テクノロジーを主にこの本では
推進しており、はじめは「???」
と思いつつも、テクノロジーの必要性を
読み進めるほどに感じざるを得ません。

 

次によく出てくるワード、
限界費用ゼロ化」。
これを理解すると、
今後の働き方、どういった企業が
伸びるのかというのは
おのずと見えてくると思います。

読了前と後では、
求人広告を見て、気になる企業が
俄然変化してくるはずです。

「そもそも年功序列とか、
日本の働き方ってどうしてこうなのかな?」
とずっと疑問に思ってきましたが、
この本では過去最大に分かりやすく
書いてくれています。
本当に目からウロコぽろぽろ状態
だったので、そこだけ抜粋させて
いただきます。


新卒で会社に就職し、
年齢に応じた昇給を繰り返しながら
定年まで勤め上げる。
このような終身雇用・年功序列
前提とした労働形態が一般的になったのは、
戦後になってからのことです。

明治期の日本の産業は
農業をはじめとする第一次産業
中心でしたが、昭和期に入って
工業化が進展するに伴い、
技術に習熟した熟練工の需要が増し、
企業側は勤続年数に応じた昇給や
手厚い福利厚生などを提供するように
なります。この傾向は戦後になると
さらに進み、高度経済成長に入って
若い労働力が求められるようになると、
多くの企業が長期雇用を前提とした
雇用形態をとるようになりました。

この工業を基盤とした社会では、
労働者の多くが同一のインフラに乗り、
同じ信念を持ち、同じ方向に成長していくことが、
生産の効率化とコストの最小化のために
効果的でした。生涯ひとつの会社で同じ社風に
染まり、出世競争をしながら生産性を
上げていくことが、会社にとっても個人にとっても
最適解となる。終身雇用・年功序列に象徴される
日本人の働き方は、こうした社会状況のもとで
形づくられたものです。
(本文より)

 


そして情報社会の今、
このやり方はもはや有効ではないとも
説いています。
正直、超大手企業で手厚い福利厚生の
会社に入っていて不満もないなら、
そこに居た方がいいでしょう。
でもそうでないなら、
これからの日本の方向性を理解した上で
仕事探し・企業探しをしていくことが
無駄のないやり方かもしれません。


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