人材業界の「元・中の人」が語る、人材・派遣・就職・転職バナシ

人材業界・派遣業界や転職について、仕事や転職が上手くいかない方に向けて語っています。

令和の働き方を探せ!「日本進化論」

平成は終わるし、
日本の政治も不透明だし、
という状況ですが
この本ほど諸々の
「正直よくわからないなぁ」
という部分を
クリアに書いてくれている本は
ないと思います。


テクノロジーを活用すれば、
「どこでも学べて、どこでも働ける」
状況を作り出すことができます。
(「日本進化論」本文より)

 
「ポリテック」。
政治×テクノロジーを主にこの本では
推進しており、はじめは「???」
と思いつつも、テクノロジーの必要性を
読み進めるほどに感じざるを得ません。

 

次によく出てくるワード、
限界費用ゼロ化」。
これを理解すると、
今後の働き方、どういった企業が
伸びるのかというのは
おのずと見えてくると思います。

読了前と後では、
求人広告を見て、気になる企業が
俄然変化してくるはずです。

「そもそも年功序列とか、
日本の働き方ってどうしてこうなのかな?」
とずっと疑問に思ってきましたが、
この本では過去最大に分かりやすく
書いてくれています。
本当に目からウロコぽろぽろ状態
だったので、そこだけ抜粋させて
いただきます。


新卒で会社に就職し、
年齢に応じた昇給を繰り返しながら
定年まで勤め上げる。
このような終身雇用・年功序列
前提とした労働形態が一般的になったのは、
戦後になってからのことです。

明治期の日本の産業は
農業をはじめとする第一次産業
中心でしたが、昭和期に入って
工業化が進展するに伴い、
技術に習熟した熟練工の需要が増し、
企業側は勤続年数に応じた昇給や
手厚い福利厚生などを提供するように
なります。この傾向は戦後になると
さらに進み、高度経済成長に入って
若い労働力が求められるようになると、
多くの企業が長期雇用を前提とした
雇用形態をとるようになりました。

この工業を基盤とした社会では、
労働者の多くが同一のインフラに乗り、
同じ信念を持ち、同じ方向に成長していくことが、
生産の効率化とコストの最小化のために
効果的でした。生涯ひとつの会社で同じ社風に
染まり、出世競争をしながら生産性を
上げていくことが、会社にとっても個人にとっても
最適解となる。終身雇用・年功序列に象徴される
日本人の働き方は、こうした社会状況のもとで
形づくられたものです。
(本文より)

 


そして情報社会の今、
このやり方はもはや有効ではないとも
説いています。
正直、超大手企業で手厚い福利厚生の
会社に入っていて不満もないなら、
そこに居た方がいいでしょう。
でもそうでないなら、
これからの日本の方向性を理解した上で
仕事探し・企業探しをしていくことが
無駄のないやり方かもしれません。


https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/51KmaDVnTTL._SX322_BO1,204,203,200_.jpg

 

 

HSPと仕事探し

最近はわりとメジャーになった「HSP」
という存在。
HSPの人は仕事探しが大変な場合が
多いと思います。
HSPが適職を探すのが難しいです。
それはなぜか。

社会は圧倒的に非HSPの人の方が
多いから。

だからHSPさんが心地良いようには
会社も、仕事内容も作られては
いないのです。

私自身HSPでして、
新卒のときは「この会社や上司ムリ!」
と思って退職しましたが、
2社目、3社目と転職を繰り返すうちに
「あ…、自分が世の中にフィットしてないんだな」
と気が付きました。
HSPさんによるHSPだけの会社なんてものが
あればいいのにとすら思います。

「HSP」と言っても皆同じではないので、
一括りには言えませんが、
そもそも会社組織に溶け込む事や、
バリバリ働くことがしんどい人が
多いのではないでしょうか。
(もちろん向いているHSPさんも
いると思います!)

とはいえ、働かないと生きていけない。
ではどうしたらいいか?

HSPは世の中でいうと少数派
なのだから、多数派の人が選ぶ
働き方・生き方を選ばないという
思い切りさが時に必要なのかも
しれません。

例えばフリーランスで働く。
給料は少なくても楽しく生きる
生き方を見出す。
在宅勤務できる仕事を選ぶ。
など。

「正社員で働いて。
プライベートも充実させて。
結婚して子どもは2人、
マイホームを建てて…」

メジャーな生き方を
したければいいけど、
本当にそれは自分がしたい生き方なのか?
親や世間が望む生き方をしようと
していないでしょうか?


本当に本当に本当に自分がしたい生き方、
働き方は何なのか。
それはハローワークに行っても
教えてもらえるわけはなく、
自分の心の中にしかないのです。
嘘偽りなく正直な気持ちにたどり着いた時、
HSPの仕事探しはスタートラインに
立てるのだと思います。

つらいコロナ禍ですが、メリットもあります。
在宅勤務が増え、満員電車もなくなり
HSPさんには奇しくも過ごしやすい世の中。
時差通勤の定期を作ると、ポイントが貯まる
なんていう取り組みもはじまりました。

www.jreast.co.jp
HSPさんはいかに「みんなと違うことをするか」
を目標に生きてみるといいかもしれません。
結果的にその方が自分らしく、朗らかに
生きていけるようになる、かも。

人生は一度きり。
メジャーな生き方は他の人にお任せして、
他人があまり踏み入れていない方の道を
選んでみたら、今までとは違う景色が
きっと見えてくる気がします。

f:id:writerami:20210331221448j:plain




【Uターン転職】未経験30代40代に穴場の転職スタイル

前回も話題にしたUターン転職ですが、
本当に私の周りでじわじわと割合が
高まっています。

前回は女性に焦点を当てていましたが…
男性も然り!

最近聞いたケースでは、

40才になる男性。
長年、フランチャイズ系列に勤めるも
・経営側に回る気はない
・福利厚生が薄いことに長年不満
・そもそもこの仕事が自分に合っているかも疑問
ということで一念発起。
地元に還って転職を決意。

正直、周囲からも
「彼は仕事が決まるのか?」と
疑問の声で一杯でしたが
なんと即内定。

 

どんな会社なのか話を聞くと
福利厚生はもちろん、事前研修も手厚く
本人も驚いているとのこと。
その彼がチョイスしたのは
まさに穴場の業界だったのです。

 40代で転職しやすい業界、といえば
このように言われていますが
彼の選んだ業種は研究・製造業。
白衣も着る、つなぎも着るということで
どちらかというと肉体作業系の
ブルーカラーに近いようです。


◆Uターン転職において、

なぜブルーカラーは穴場の業界なのか?
まず都会では、圧倒的にホワイトカラー
(オフィス業務の仕事)が多いというのは
言うまでもありません。
そもそも都会で働きたい人が多いので、
採用される確率が下がります。

それに対して地方に目を向けると、
深刻な人手不足です。
都会では評価がイマイチな人材でも、
Uターン転職することで
貴重な人材とされるのです。


一般的に
ブルーカラーは大変そう、給料安そう」
というイメージですが、
本社は地方だけど支社は全国にある、
というような安定企業も
珍しくありません。

 
一方、ホワイトカラーは
営業職であれば雨の日も雪の日も
1日中外周りしなければならない
ケースも少なくありません。

 

仕事内容によっては、
製造系の仕事より営業職の方が
よっぽど肉体労働ではないか?
と思うものもあります。

地方であれば外回りも車がメインの
場合が多いですが、
都会であれば逆に電車利用の場合が
多く、乗り換えや満員電車など
ストレスは後者の方が多いのでは
ないでしょうか?

今、都会に人口過多となっている中、
トップに登れないのであれば
敢えてマイノリティー側に行ってみるのが
穴場と言えるのではないでしょうか。

都会では「ただの40代」でも
地方からは「都会で経験を積んだ40代」
という見え方になるのですから。

「敢えて大多数の戦場で戦わない」
ことで
自分の価値を上げる 


これって新しい転職の仕方なのかも
しれません。

 

独身アラサーにUターン転職ブーム到来?!

転職にも色々な形がありますが、
私の周りでは、じわじわと
「Uターン転職」が
流行っています。

 

◆「Uターン転職」とは?

「Uターン」とは
地方で生まれ育った人が、
都心で働いた後に、
ふたたび自分の出身地に
戻って働くことを言います。
(エン転職より)

 

◆地元で就職するアラサー女子たち
「Uターン転職」の定義は先の通りですが、
特に「実家に戻る」または
「実家近くで一人暮らしして、地元転職」
というアラサー女子(独身)が何名も
います。

一時は実家から離れて暮らしていたけれど、
改めて実家で暮らしてみると
ご飯も出てくる、

家事もしなくていい、落ち着く…。
さらに実家から近くの地元企業なら
通勤もストレスなく、
めっちゃラク!!

なんだそうです。

20代に必死に頑張ってきたけれど、
30代を超えると「あれ?もしかして
自分、無理してる?」と気づいて
原点回帰したくなるのかもしれません。


◆「都内Uターン」も多い!
一般的な「Uターン」は
地方→都会→地方に戻ってくる、
という流れですが、
都心→都内や都内近郊→都心、と
もともとは都心のとても環境のいい
ところに住んでいたけれど、
いろいろな理由で都内で一人暮らし
したものの、やっぱり都心の実家に
戻ってきた、という
東京都内でのUターンも
実は多いです。



◆Uターン転職のメリット
職場も実家から近い、または
実家近くで一人暮らししている場所から
徒歩数分の地元企業に落ち着くことで、
通勤時間の余裕ができ、
家族や恋人との時間、
趣味に掛けられる時間も増えたと、
満足度は高いようです。
(あくまで私調べ)

地元企業のなかから選ぶのなら、
地元で創業の長い企業がいいとのこと。
受注先が地元の自治体や地元企業が多いため、
密かなる安定企業なのだとか。



◆Uターン転職のデメリット
転職してみて「やっぱり違った」と思っても
地元ゆえに変な辞め方はしづらいです。
短期間の転職を繰り返している人は、
軽く辞めづらいからこそ敢えて地元を
選んでみるのも手かもしれません。

忘年会などの飲み会の開催場所が
「地元スナックだった」なんてことも
「あるある」なんだとか。
地元の土地柄にもよりますが…。

 

◆最後に

何かの占いで、
2020年は「家族」がテーマになる
という話が妙に印象に残っています。
「一人暮らしもなんだか淋しいな」
「いろいろ転職したけどどうもうまくいかない」
なんだか行き詰まりを感じたら、
Uターン転職を視野に入れてみるのも策
なのかもしれません。

f:id:writerami:20190713235040j:plain

 

オシャレな実印をネット注文してみた!

◆実印とは?
仕事によっては必要になってくるはんこ。
社会人になると、年を重ねると共に
プライベートで使う機会も増えてきます。
そもそも「実印」の定義ってなんでしょう?

 


実印とは住民登録をしている
市区町村の役所や役場に、
自身の戸籍上の姓名を彫刻したハンコを
登録申請し、受理された印鑑のことをいいます。
たとえ、
実印のような形態をしていても、
登録をしていないもの
は実印とはいいません。
言い換えれば、100円で買ったものでも
登録してしまえば、それが
実印となるのです。

参照:「はんこ豆辞典」より

 

100円ショップで買った印鑑でも、
登録すれば実印となるようですね!

私の経験上、安い印鑑、いわゆる三文判
使っていたら、はんこよりも付属ケースのインク
がダメになってしまい、気付かずに使ったら
ぐっちゃぐちゃになり;;
郵便局の窓口の方の手を煩わせてしまった
ことがあります。


ある程度大人になってくると、それなりの
書類(大事な契約書など)に印鑑を押す
ことも増えてきます。

 

*そんなときのために
しっかりしたはんこを作っておきたい。

*安物だと大切にしないので、
いいものを作って失くさないようにしたい。

そんな想いもあり、思い切ってオーダーメイド
のはんこを作ることを決意したのです。


◆実印、いつ使う?

実際、実印はどんなシーンで使うものなのでしょう?
調べてみたところ、

・住宅ローンの契約時
・自動車の購入、売却、廃車にする時
・家などを売却する時
・遺産相続の時

・保険金受取りの時
・生命保険、自動車保険などに加入時
・会社設立する際の申請書類
・会社の役員などになる際の申請書類
・年金受け取りの時

 

などだそうです。

◆初めての実印 お店を探そう

実印を作る場所としては、

・地元のはんこ屋
・オーダーはんこの取り扱いがある文房具店
・デパート
・ネット注文

という選択肢があると思います。
私は注文に行き、また取りに行く
という過程に「手間がかかる」と感じ
ネットオーダーを選択しました。

効率重視、忙しい人にはネットオーダーが
便利かと思います。

はんこ屋さんってよく探さないと、
近くにあるようでないですし、
せっかく作るならじっくり選びたい、
納得のいくものを作りたい、予算内で作りたい、
という人にも向いているように思います。

 

 まずはネット検索で「実印 オーダー」
「印鑑 実印」「実印 買う」
で調べてみると、いくつかはんこ屋さん
を見つけることができました。

 

 
◆おすすめ はんこや3選


①ハンコヤドットコム

年40万件出荷、最短当日出荷!
俳優の遠藤憲一さんが宣伝されています。
2018年はお客様満足度99.3%だったとのこと。
対象期間まではキャッシュレス支払いで5%還元にも
なるそうです!

高島屋オンライン

「ネットで注文はなんとなく不安」という方でも、
高島屋のブランドで安心して注文できると思います。
タカシマヤのポイントも貯まります。


③印鑑の匠ドットコム 

最短即日出荷、高いお客様満足度、期間限定キャッシュレスは
①と同様です。個人的には「トップページがとても見やすい」
という印象があります。他にも、キャラクター付きはんこなど
バリエーションも多いので、ついでに子どもの分だったり
認印、銀行印なども作りたくなるサイトです。

 

 

 

◆「はんこやドットコム」で実印を作ってみた

今回は、「はんこやドットコム」さんで
頼んでみることにしました。

まず驚いたのは、はんこの素材で
これだけの種類の中から選べるという点です!

f:id:writerami:20191004113954j:image

はんこというと、黒い、ダサイ、面白みがない、
というイメージがありましたが、俄然ワクワク
してきました!

素材もyoutubeで実物を見ているかのように
動画が見られるので、安心・納得して
選ぶことができました。

さらには、1.000円追加でアタリと呼ばれる
印鑑の上下を示す目印をつけてくれるとのこと。
アタリがないと向きを間違えてしまうので、
アタリもお願いしました。

アタリの石の素材、色も選べるので
まさにカスタムオーダー!

最後に別売り(セットの場合もあります)の
ケースもせっかくなので追加。

あっという間に注文できました。

完成して届いた実印ですが、
まずクロネコヤマトの宅急便コンパクトで
届きました。

 

f:id:writerami:20191004114041j:image


箱を開けるとこちら!

 

f:id:writerami:20191004114126j:image

 


なんと30年の保証付きです。
印鑑ケースもしっかりしています!

実際の完成品はこちら。

 

f:id:writerami:20191004114150j:image


高級感のある実印ができました。
印鑑をオーダーするのはもちろん初めての
ため、どんな風になるのか不安もありましたが
結果的には大満足となりました。


ただ一点、領収書の発行をお願いしていたのですが
自分でネットからダウンロードして印刷してください
というシステムだったのでそれがマイナスポイント
だと思いました。

領収書を発行して、紛失した場合にダウンロードも
できる、だったら高評価だったのですが、
どうして注文しているのに自分で領収書を印刷
しないといけないの?と…。

さて、いかがだったでしょうか?
女性向けの可愛いハンコもたくさんあって、
驚きました!子どもが社会人になったらハンコの
プレゼントもいいなぁなんて思ったりも。

 

今回は自分のためでしたが、
しっかりお金をかけた(といってもそこまで
高額ではないです。別売りの印鑑ケースも
込みで7.000円程度でした)甲斐があったと
思います。

もちろん予算に合わせて、よりリーズナブルにも、
より高額にも設定できます。
就職、転職の際には各種契約書に
はんこを押す機会も多いので、素敵なはんこ
だったら確実に印象アップですね。

「生きがい」「やりがい」が簡単に見つからない理由 ~「死にがいを求めて生きているの」を読んで

「仕事にやりがいが見つからない」
「そもそも何もやりたいことがない」
「どうしてみんなそんなイキイキ働いているのか
分からない」

そう思う人は多いと思う。
私も人生の大半はそう思って生きていたし
(人材業界は割と好きだったけれど)
再びまたそう思うことが多くなっていた。

そんな中、令和元年で一番、人生観、
仕事観がガラッと替えられた、読んで
大きな影響を受けたと感じた本を
紹介したいと思う。

著:朝井リョウ
「死にがいを求めて生きているの」
である。

  • 単行本: 473ページ
  • 出版社: 中央公論新社 (2019/3/7)
  • 言語: 日本語
  • ISBN-10: 4120051714
  • ISBN-13: 978-4120051715
  • 発売日: 2019/3/7



【内容紹介】

誰とも比べなくていい。 
そう囁かれたはずの世界は 
こんなにも苦しい―― 

「お前は、価値のある人間なの?」 
朝井リョウが放つ、
〝平成〟を生きる若者たちが背負った自滅と祈りの物語 

植物状態のまま病院で眠る智也と、献身的に見守る雄介。
二人の間に横たわる〝歪な真実〟とは? 
毎日の繰り返しに倦んだ看護士、
クラスで浮かないよう立ち回る転校生、
注目を浴びようともがく大学生、
時代に取り残された中年ディレクター。 
交わるはずのない点と点が、智也と雄介をなぞる線になるとき、
目隠しをされた〝平成〟という時代の闇が露わになる。
今を生きる人すべてが向き合わざるを得ない、自滅と祈りの物語。

amazonより抜粋)

 

 


まずこの作品は「螺旋プロジェクト」という
8作家による文芸競作企画に乗ったうえで
書かれている、ということが大前提。

 

このプロジェクトには共通ルールがあり、
・「海族」と「山族」の対立構造を描く
・全作品に同じ「隠れキャラクター」を登場させる
・任意で登場させることができる共通アイテムが複数ある

 

【あらすじ】※ネタバレあり、簡易的に要約しまし
智也(海族)は雄介(山族)と小学生時代から
大学時代まで長らく友人関係を持続させていた。
性格がほぼ正反対、周りからも「なぜ2人は
友達なの?」とも言われがちなのに
友人関係を続けていたのには理由があった。

智也はある事情から、山族である
雄介を見張る理由があったからだ。

雄介は血気盛んで自ら好んで争いを選ぶタイプ。
時には親友にさえ難癖をつけ喧嘩を吹っ掛ける。
高校時代には、定期テストのランキングに入って
いる自分の名前を見て喜んでいた。
(つまり「勉強の争い」に喜びを見出している)

大学生になると、自分にはもともとの関係のない
学生運動などに参加、それがきっかけで
テレビ出演も果たす。
テレビ出演で出会った知人から真実を指摘されると、
簡単に今の生きがいを捨て、
その知人に感化され、今度は自衛隊に入ろうとする。
雄介は、「生きがい」に渇望していた。

本当は喧嘩したいわけでもなく、学生運動の問題に
興味があるわけでもなく、「熱中できるもの」を
無理やり見つけ、それを自分の生きがいだと
思い込もうとしていた。
雄介が次に「生きがい」として目をつけたのは、
海山伝説だった。

それに「騙されたフリ」をしようとしていた雄介を
智也は止めに入る。もみ合いになった末、雄介が
原因で智也は怪我を負い、意識を失い、
植物状態になってしまう。

毎日お見舞いに来る雄介。
(このパートが、作品では冒頭に当たる)
しかしそれも本望ではなく、
「親友を熱心に見舞うこと」を
新しい生きがいとしていたのである。
先に聴覚だけ戻った智也は、聞こえてくる
会話からそれに気付き、なんとか自力で
目覚めて再び雄介に挑もうとするところで
物語は終わる。


◆「生きがい」「やりがい」が
簡単に見つからない理由

衝撃的だったのは、「生きがい」を捏造し
「生きがいがある自分」に陶酔する雄介
という人物でした。

この作品を読み、雄介という存在を通して
思ったのは「生きがいって
そう簡単に見つかるものではない、
ってのは分かっていたけれど、
自分だけじゃなく世の中の人
みんなそう。見つかっていそうな人も
実は偽装している可能性だってある」

ということ。

小学生であれば熱中できる遊び。
中高生でいえば勉強。
大学生であればサークル。
社会人になれば仕事、が
当てはまるのだろうか。
それらに熱中している人=
キラキラしている、かっこよく
見えるけれど、本当にその人たちは
熱中しているのだろうか?
雄介みたいに「生きがい偽装」している
人もいるのでは?

と、思い出したのは、
学生時代、クラスで目立っていた人気者達や、
昔働いていたベンチャー企業で、
「なぜそんなに?」と思うほど「働く事」に
一生懸命だった上司や同僚だった。
試しに記憶しているフルネームで検索してみると、
驚いたことに、みんななぜか顔出しして
何かしらのメディアに出ていた。


会社役員になったり、事業を起こしたりを
繰り返している人。
とにかく自分の人生を語りたい人。
演劇をやっている人。
タイプは色々だが、学生時代に
目立っていた人は一様に画像検索で
名前がヒットした。

目立っている=キラキラして

見えるけれど、じゃあ自分はどうしたいの?
と考えたら、別に目立ちたいわけではないから
「そうか、キラキラなんて本音は求めてないけど
みんなが持っているから欲しくなっただけなのかな」
とも冷静に自己分析することもできた。
(※目立つことが悪いこと、というわけではなく)

 

 

 

とあるベンチャー企業で働いていた時、
とにかく「働く事」が大好きな人たち
ばかりで、ある先輩はカフェで一人会議とか
やっちゃうタイプの人だった。
今どうしているかな、と名前検索してみたら
当時のグループ会社内で全く違う職種でも
変わらず活き活きと働いていた。
どうしてわかるかというと、
会社HPの「社員紹介」のページに堂々と
出演されていたから。


当時の社長は、全く違う業種の役員になっていて
「なぜその業種に?」と疑問に思った。
そこで感じたのは、
「みんな一見、イキイキ働いているように
見えるけれどそうでもないのかも?!」
ということ。もしかしたら本人はその時その時で
やりがいを感じているのかもしれないけれど。
有名な会社社長なども、
「なぜそっちからそっちに?」
と言う経歴も珍しくない。今までは
彼彼女たちの語る「その企業の経営方針に強く
共感して」とと言う言葉を素直に信じていた。
でも、全員が全員そうではないのかもしれない
ということにやっと気づいた。

世間の人はとっくに気付いていることかも
しれないけれど、大人の常識、社会の裏常識
かもしれないけれど、私はやっと気づくことが
できた。

私調べの中では、数は多くないが
「その道のプロ」「トップ」になっている方も
いた。だから「生きがい」「やりがい」は
存在しないわけでもないけれど、
見つけるのはかなり難しいのだと改めた悟った。
宝くじで大金当てるような確率なのに、
私は今まで「なんで当たらないんだ」と
宝くじもそんなに買っていないのに
嘆いていたんだと。


「生きてるだけでいい」という言葉を
最近よく耳にするようになった気がするが
どこか半信半疑というか。
「でもみんなこんなにイキイキしてるのに」
と右往左往していたけれど、

①簡単にやりがいを見つけられた人
②努力してやりがいを見つけた人
③本当に偶然やりがいに出会った人
④未だに見つからない人

 

と、人によりけりなんだとも思った。
やりがいを無理やり作りだす雄介のような
人もいるということ、
つまり「やりがい」「生きがい」は
そのへんに石ころのように転がっていて
簡単に見つかるものではないんだ、
努力して「生きがい」「やりがい」へと
変貌させている人も少なくないんだと
気付けたことが
この本を読むことで
得た最大の収穫だった。



「生きがい」「やりがい」は
無理やり「あるんだ」と思い込んでいるうちに
見つかるかもしれないし、
運命的にポンと出会えるかもしれないけれど、
「なくてもいい」、「なくて当然」。
そう思うと、一気に生きるのが、呼吸するのが
ラクになるかもと私は思った。

 

最後に、「生きがいを求めて生きているの」
で私のハートに響いた文章を列挙しておきます。
できれば完読して欲しいけれど、抜粋文を
だけでも凄いです。



◆「生きがいを求めて生きているの」
共感、感動した文章集

・「大切なことでもあると思うの、人と対立することって」
対立って言葉は正しくないかもしれないけれど、と
亜矢奈が一度、言葉を噛み砕く。
「部活でも、隣のレーンが誰かによってタイムが変わったり、
競うべき相手がいるからこそ自分が磨かれるってこと、
あるもん。(略)ただ、大切なのは(略)その人自身や
他者を傷つけることに向かないこと…
(誰かを傷つけたり見貶めたり)


・手当たり次第に生きがいを見つけ出そうと
しなくていい。

・周囲から“生きている”と認識されるために敵を
設定するうような生き方はおかしい

・分断による線引きで自分の存在を確かめるんじゃなくて
(略)別々なものとして共に生きていくためにはどうすれば
いいのかを考える、それでは、雄介の言う生きがいには
足らないだろうか。


・(略)自分とは何かが必ず違う誰かと共に
この世界で(略)考え続けながら生きることは、
これまでに連綿と続いた分断の歴史と言う巨大なものに
立ち向かうことそのものではないだろうか。


・自分だけにできることも、世の中への多大な影響力も
いらない。(略)対立しては対話をする。
それでいい。(略)対立を生む原因だった“違い”こそが、
実は大きなつながりをもたらすのだという実感が
待っているはずだ。


・生きがいを感じられない、人生の意味も自分の価値も
わからない…そう感じても、この世界で生きている以上、
誰もが必ず繋がっている。
(略)他者との摩擦熱でしか体温を感じられないほど
独りを感じても、歩いているその道は、今この時代を
生きる全員で挑む山を乗り越えるための一筋の光
でもある。

 

 

 

未経験でも働ける?!人材業界が人気の秘密

人材業界に入ってみてから分かったことですが、
「人材業界って、ぶっちゃけ未経験でも入れる
数少ない業界」です。と、
個人的には思っています。

ここで注意したいのは、
「未経験OK?じゃあ自分、応募できるじゃん!」
とイコールで自分を結び付けてしまうような人。
「誰でも入れる」とは言ってません…。
具体的に説明します。


◆未経験で人材業界に入れるはこんな人
私自身、人材業界に入るまでは「自分には縁遠い
世界なのかな?」と思っていました。
でも入ってみると自分には性に合っていた
のかもしれません。合計すると、約10年ほど
置いていました。

さて、そんな私から見る
「未経験で人材業界に入れる人」について
詳しく書いてみたいと思います。

①「人が好き」「人に興味がある」という人
人材を扱う業界なので、たとえ直接的ではなくとも
人と人を橋渡しする仕事である
ケースが多いでしょう。
ですので「他人には興味がない」というような
冷酷なタイプはあまり見受けられませんでした。

どちらかというと、お人好し(おひとよし)なタイプ
が多かったように思います。ですので、内々には
色々あったとしても表向きはすごくいい人が多く、
付き合いやすかったです。


②「採用したい」と思わせる人物像
それは採用する側の基準ですので、個人差はあると
思いますが、真面目そう、素直そうな人は有利です。
(↑人材業界に限ったことではないが)
社会人経験がある場合、過去の栄光を引きずる、
「前の会社ではこうだった」とか言っちゃうような
人は煙たがられます…。

 

③社長、上司よりも年齢が下だということ
こちらも人材に限ったことではないかもしれません。
ただ、他業界から「資格を持っている人が欲しいから」
という理由で、自分より年齢が高い人を採用するケースも
ありますが、ほとんどの場合は採用する側よりも
下の年齢を採用します。
ですので、応募する企業の上司となる人が何歳なのかを
確認しておくことは大事だと思います。

 

④人相がある程度よい
パッと見て怖そうな人はこの業界、とても少ないです。
ほとんどの場合は、優しそうなオーラを纏っている
ような人です。ためしに人材業界のどこか会社の
ホームページから、実際に働いている人の顔写真を
見てみるといいです。
「自分はこの人たちとジャンルが似ているか?」
という見方も、一種の判断基準になるかと思います。


⑤業界未経験である
人材業界では、社会人経験はあって業界未経験
という人がとてもたくさん転職しています。
しかも他業種からの転職が多く、それは
驚くほどです。

むしろ業界未経験の方が、
変に染まっていなくて
自分の会社の流儀をすんなり受け入れてくれるので
いいと言う人もいます。
「まっさらな心」
「これからぐんぐん吸収していきます!」
というタイプの人は好まれます。



⑥社会人経験がある
業界未経験は割と歓迎されている人材業界ですが、
一方で社会人経験ゼロという人の採用率はぐっと
低くなります。

それはなぜか?教育するのに時間とコストが
かかるからです。一方、社会人経験があって
業界未経験の人は、具体的な仕事の流れさえ
教えれば、だいたい数か月~半年ほどで
一人で仕事が出来るようになります。

他業界での経験が活かせることも多いです。
例えば、アパレルでの接客経験。
お客様のライフスタイルにあったお洋服を
提案するのは、転職希望者のワークライフを
サポートするのと、仕事の根本はとても
近しいものがあります。

アパレルで培ったお洋服の知識、接客経験、
人を見る能力は存分に生かすことができます。

他の業界でも生かせる知識、経験は
たくさんあるはずです。

 

 

 

転職活動をしていると「未経験」が
レッテル、枷、重荷と感じてしまう人は
多いと思います。
ただ、業界未経験と社会人未経験、仕事内容の
未経験は違う
ということを、ここで声を大にして
述べておきたい事項です。

そして、たとえ社会人経験がなかったり
経験が少ない、経歴が飛び飛びでアピール
出来るものがない人でも、たった一つ!
気の持ちようでアピールできるものがあります。

それは熱意!
社会人未経験や、経歴が「う~ん」という人でも
転職できた人は軒並み、強い熱意を持って
入社してきていました。

尚、新卒採用、第二新卒採用をしている企業で
あればもちろん社会人経験がない、少なくても
OKということです。