元人材業界「中の人」が語る派遣・就職・転職バナシ

人材・派遣・転職について、仕事や転職が上手くいかない方に向けて語っています。

外国人アルバイトが注意すべき点5か条

今回は外国人アルバイトに焦点を当ててみたいと思います。

最近、かなり増えてきた外国人アルバイト。

仕事探し、また就いた仕事を続けるためのどんな工夫や注意が必要でしょうか。

 

 

(1)長期帰国するときは要注意
「国に帰ります」と言った場合、大抵怪訝な顔をされてしまうと思います。

でも「わかった」とOKがもらえた場合でも要注意。

帰国したら「もうシフト空いていないよ」「もう働かないと思った」などと

言われることもあります。
日頃からしっかりと雇用先との信頼関係を築いておく必要性があります。


(2)自分の国の尺度で物事を考えるな

ここは日本です。自国のルールではなく日本のルールを守れない人は、

クビになっても正直しかたないことも。日本のルールが分からないのであれば、
「教えてください」「勉強します」というスタンスで挑みましょう。

 

 

(3)空気を読む
日本のどの仕事でも必要であり、現代日本において必要なスキル。

それは「空気を読む」ということ。この指示はどうして自分に出されたのか。

上司は何を考えてこれをやれと言ったのか。今は何をするべきなのか。

「空気を読む」ことで仕事がデキる人に格上げされる可能性大です。

 

 

(4)口座は一つ作っておこう
給与の支払い先として銀行や郵便局の口座が必要になります。

仕事が始まってからだと作りにいく時間もないので、時間があるうちに

まず1つ作っておくことをおすすめします。


(5)友人の紹介で仕事を探した方がいい
同じ国の友人が働いていて働きやすいということは、自分も働きやすいということ。
友人のアルバイト先を紹介してもらえないか聞いてみるという仕事の探し方、実はとっても有効です。

 

 

 

もちろん、この5か条のなかには日本人だって出来ていない人もいます。

ただ、外国人の場合は言葉の壁もあり普通に日本人よりもさらに不利になってしまう

ことも多いのです。むしろ日本語がペラペラだったら、日本人以上の給料をもらっているなんて人もごく少数ではありますが存在します。

 

お国柄によっては勤勉な人も多いため、雇用主との相性がよければアルバイトから社員登用されるなんて奇跡もあります。諦めず真面目に働けば結果は出る!

まずは上記の5か条に注意してみてください。

40代主婦、家事と両立できる仕事が見つかる方法

「40代主婦、稼ぎたいけれど家事と両立させたいのはわがまま?」と
先日「朝イチ」で放送されていました。

40代の仕事探し、どうしたらよいでしょう?

 

 

〇平均年齢の高い職場を探す

平均年齢20代の会社に応募しても「扱いにくい」と落とされてしまいます。

求めている人材とスキルが合致していれば、「年齢は目を瞑って・・・」という

こともあるかもしれませんが、会社側としては社内みんなが働きやすいかどうかも

加味して採用を考えるのでなかなか難しいのが現実です。

 

例えば社長が60代、社員やパートさんもみなアラフォー、アラフィフなら
採用される可能性は少しUPします。会社のHPや求人内容、写真などをよく読み検討するとよいかと思います。

 

 

〇ネット求人よりも求人折り込みチラシや求人フリーペーパーを狙え

仕事を探す側としては、ネット求人は絞り込みをかければ自分の求める条件を

一括表示できたり、お気に入りに保存しておいたり何かと便利です。

しかし40代主婦が働きやすいような会社の採用さんはおそらく40代以上。

ネットに詳しくないので、ネット求人を避ける割合は非常に高いです。
「本社の指示で」「無料だから」と使用していることもありますが、

40代主婦向け求人と相性が良いのは、求人折り込みチラシや求人フリーペーパーです。

まずそちらを重点的に見てみるとよいかと思います。

(※私は過去に求人広告の会社で働いていました)

 

 

〇固定概念を捨てる

「仕事=オフィスで事務作業」というイメージがやはり事務人気をけん引していると

考えます。しかしオフィス業務って女性にとって、空調の問題(寒い、冷える)や制服があればあったでサイズの問題、着替える手間、私服OKであればオフィスカジュアルを揃えなければいけないなど地味にストレスなこともあります。
運動不足にもなる、肩こりや目の疲れなども40代になれば若い頃よりもひどくなるかもしれません。

最近は探してみると本当に様々な仕事があるので、「第二の人生」を歩むつもりで

チャレンジしてみるのも人生に彩りがでて楽しいかもしれません。

 

 

〇条件が良すぎる求人に気を付ける
「週1日、3時間からOK!」と謳っている求人はどうしても目に入ってしまいがち。

ただ、必ず詳細をよく読むようにしましょう。また高時給の案件に釣られて派遣会社に登録しても「この求人はすでに決まってしまいました」「貴方の場合は応募できないのです」などと言われてしまうことも非常に多いので、どうしてもその求人に応募した医場合は、登録前に「自分は応募できるのか」をよく確認するといいかと思います。

 

またモニターバイトも、実際はポイントをある程度溜めないと換金できなかったり、

仕事の案件自体が非常に少ないこともよくあります。コツコツでもいいので稼ぎたい、という人には向いていることもあるかもしれませんが。ラクに稼げる仕事はないと肝に銘じましょう。

 

 

〇時給が安くても長く働ける仕事に就こう
日雇いバイトは時給が高いですが、毎日仕事も変わるので

その都度覚えなくてはならず40代の脳ではついていけないわという

方も多いです。同じ場所で同じ作業なら、少しずつ慣れていき
安心して仕事できるのではないでしょうか。

長く務めることで時給も多少上がるかもしれませんし、毎日刺激的だけど

大変、よりも安心で平穏な仕事の方が40代の方には心穏やかに働けるのかなと

私個人は考えます。

 

 

〇焦らず探そう!

今すぐ働かなければならない状況なら、日雇いはダメだのなんだの

言わずプライドも捨て働く事ができるでしょう。

ただ長期的に腰を据えて働く場所を探しているならじっくり時間を

かけるのもいいと思います。求人をたくさん見ると、段々目も肥えてきます。

ブランクがあって不安なら、まずはボランティアなどに参加して積極性や社会性の勘を取り戻すのもいいかと思います。

 

 

 

 

紹介会社を無料で使える理由はなぜか?誰も言いたがらない真実を明かします

このお話は決して人材関係の方は積極的に言いたがりません。
なぜか。人材紹介側の人間にとってマイナスだからです。
ここだけの話として語らせていただきます。

〇人材会社はどうやって売り上げを上げている?
例えば紹介会社は「紹介手数料」というのもで売り上げを上げています。
紹介手数料というのものは、業種や職種によっても様々ですが
あくまで平均は20%といわれています。
年収400万円の人材を企業に紹介し、採用になった場合、
20%の80万円が企業から紹介会社に支払われます。
80万?!なかなかの金額だと思いませんか。
派遣の場合には、月額の給与から〇%というシステムです。
そうか、だから人材会社は私達に優しいのかとご理解
いただけたと思います。


〇紹介手数料を自分が貰うワザ
稀にですが、「独自で応募してきた方にはボーナス〇〇十万円あげます」
と謳っている企業があります。これは「紹介会社から紹介された場合、
紹介手数料払わなければいけないのはなんだか嫌だから、せっかくならその
お金を入社した人にあげよう」という企画です。
ですので、応募予定の会社HPや応募要項にそういった文言がないか
目を皿のようにしてみてください。もし自力で応募できるなら応募した方が
ボーナスを貰える可能性があります。

ただし、紹介会社は年収を交渉してくれたり、履歴書や職務経歴書
書くサポート、面接対策をしてくれます。そういったサポート無しでも
自力で入社できる!という方に限りおすすめします。

 

〇紹介手数料を自分が貰うワザ その2
直接的に紹介手数料を貰うわけではなく、あくまで間接的にではありますが
よく「当社を利用して採用が決まった〇万円!」というサービスがある
人材会社もあります。これは各企業から頂いた手数料のなかから出費している
わけです。貰えるならこういったサービスをしている会社に登録してみるのも
手です。ただ、登録したから即貰えるわけではなく「入社が決まったら」です
ので、そうそううまく決まらないことも多いのが現実です。
「貰えたらラッキー!」くらいに思っておくとよいでしょう。

 

〇人材会社を使い倒そう 3つのコツ
自分が採用になれば、人材会社にお金が払われるのでなんだかちょっと
損した気分になる人もいると思います。せっかくなら人材会社を
使い倒しましょう!

1)コンサルタントにおごってもらう
社外でコンサルタントと会う場合には、カフェで会うことが多いです。
かなりケチな人でない限り、お茶をおごってもらえるでしょう。
懇意になったコンサルタントであれば、夜にお酒でも飲みながら
相談し少しおごってもらうのもいいのではないでしょうか。


2)福利厚生を使いまくる
派遣で働く場合は派遣会社の社員となりますので、派遣会社の福利厚生が
利用できます。チケットを安く購入できる、宿泊施設に安く泊まれる、
資格取得サポートが受けられるなど手厚い福利厚生サービスがたくさん
用意されている派遣・紹介会社も多いです。使えるものは使い倒して
元をとるとよいでしょう。

3)コンサルタントと人脈を作る
異性のコンサルタントの場合、恋仲になることも少なからずあるようです。
また次回転職する際に、個人的に相談することもできます。
〇〇業界ってどうなの?などぶっちゃけた話を教えてもらえる可能性も。
仕事という関係を超えて、友人同士になるケースも稀にあります。

この3つをコンプリートすれば、もう元以上取れているかもしれませんね。
人材会社を通して「採用」と「お得」の両方をぜひgetしてみてください!

就職・転職時の連帯保証人書類ってどうする?リアルな話

就職・転職時には諸々の書類がドサッと渡されますが、
最もインパクトがあるのは「連帯保証人書類」。
保証人書類関係のお悩みについてまとめます。


〇親、知人がいない
人事に相談してみてください。
「親戚や遠い知人でもいいかいないか」と言われることが多いかと思います。
多少時間がかかってもいいから、書類を書くことを促されるでしょう。
契約書類のなかにあれば、提出しなければいけないと心得ましょう。
どうしてもお願いする人がいないという方のなかには、同期入社の人や
職場の人にお願いしている人もいました。



〇親ともう1人保証人を立てなければいけない?!
会社によって書類形式もまちまちです。
保証人1名でよい場合もあれば、「親ともう1人」ということもあります。


〇保証人になったらどうなってしまうの?
借金の保証人と、入社に関する保証人はだいぶ違います。
借金についてはもしものことがあれば肩代わりしなければなりませんが、
就職・転職の場合にはよっっっぽど何か事件になるようなことを
起こさない限りは保証人の方に会社から連絡がいくことはないです。
社用車を壊した、会社の備品を壊したなどのレベルであれば大丈夫です。
新聞沙汰になるような損害レベルであれば分かりませんが、今だかつて
私の身の回りでは起きていませんし聞いたこともありません。


〇なぜ保証人を立てるのか?
一番の理由は安易な気持ちで入社して欲しくないのと、万一の場合にという
2点に尽きると思います。親戚や知人にお願いするのはなかなか気が引ける
かと思いますが、「借金の保証人とは違うから」と説明しましょう。


〇入社時の保証人書類をナメるな
遠方の親戚に書類を郵送し、苦労して書いてもらったのに
名前を書く位置を間違っていた、訂正印を押していない、
押印忘れなど、書類にミスがあればやり直しを命じられます。
自分だけでなく相手にもさらに迷惑をかけてしまうので、
入社書類関係、いろいろあって大変かと思いますが
保証人書類だけはよく見直し、大事に取り扱って会社に提出しましょう。
紛失しないよう迅速に提出する意識も大切です。
特に学生さんは、まだ学生意識が抜けない方も非常に多いです。
入社1発目のミスで「書類ミスした子ね」とレッテルを貼られないよう
に気をつけましょう。