人材業界の「中の人」が語る、人材・派遣・就職・転職バナシ

人材業界・派遣業界や転職について、仕事や転職が上手くいかない方に向けて語っています。

「転職するか、しないか」以外の答えを見つける方法

まずは次のクイズを試してみてください。
倫理性の高さを問うために、企業の
採用面接で実際に使われたものらしいです。


あなたは暴風雨の中、車を運転しています。
バスの停留所に差し掛かったとき、三人の人が
バスを待っているのが見えました。

 

①危篤らしい老婦人
②かつてあなたの命を救ってくれた旧友
③あなたが夢にまで見た完璧なパートナー

あなたの車にはあと一人しか乗せることが
できません。だれを乗せますか?

 

答えはどれだと思います?
私は「倫理性を問う」とあったので
①かなぁと思ったのですが違いました;

以下、採用された人の回答です。

「旧友に自分の車を使ってくれといって
キーを渡します。その代わり、まず老婦人を
病院まで連れて行ってくれるよう依頼します。
そして私は、夢のパートナーと一緒にバスを
待ちます」

えぇっ、そんなのあり?!ですよね。
こんな面白いクイズが冒頭からはじまるのが
こちら。

 

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「必ず最善の答えが見つかる
クリエイティブ・チョイス」
著:堀内浩二

という本です。
「クリエイティブ・チョイス」って
言葉と内容が気になって手に取って
みたのですが、つまりは
エスかノーかしか答えようのない
問題に、それ以外の選択肢を作り出して
自分の満足度を高める 

という内容でした。

 

ページの中程に、
もう1問面白い問題があります。

巨大なトラックが低い橋梁の下で立ち往生
して警察官たちが頭を抱えていたときに、
一人の小さな子どものアドバイスによって
動かすことができた。
この少年は現場を調べてから妥当な提案を
したのだが、それは?


というもの。
この問題はどれだけ多くの選択肢を創れるかが
ミソらしいのですが、たくさん創れますか?

その問題の引用文では、
タイヤの空気を少し抜けば、トラックの高さを
低くできる と続くようです。なるほど~。
他にも考え次第でアイデアが色々出てくると
思うのでぜひ考えてみてくださいね。

 

冒頭から読み進めていくと、
けっこう難しい内容も多いので
自分がピン!とくる箇所だけでも
読むと面白いです。

以下、私が惹かれた箇所を
ご紹介しますね。

〇わがままについて

「本当にやりたいことをやっていいのか?
みんながワガママをやりだしたら
社会が崩壊しちゃうんじゃないか」
でも「自分の思うままにすること」と
「相手や周囲を顧みず自分勝手にすること」
は違うと本書は説いています。

私自身もそう思っていて、
我儘=悪、ってイメージあると思いますが
「我がまま」(自分のまま)に生きられない
なんてそんなのおかしいと思います。
昔、恋人に「お前はわがままだ」と
言われたことがありました。
でも私言い返したんです。
「私は普段そんなにわがままなんて言わない
けれど、あなただからたまにはわがままを言う。
あなたに言えなかったら他に誰に
わがまま言うの?」と。
それ以来、わがままが言える関係になりましたw
というかそもそもわがままというか、自分の意見
なんですけどね。


〇直感を鍛える
創造性開発コンサルタントのマイケル・マハルコ著
「アイデアのおもちゃ箱」に電話が鳴ったら出る前に
発信者を当ててみるというエクササイズが紹介
されているそうです。スマホだと発信者が出てしまい
ますが、固定電話で発信者ディスプレイが表示されない
ものならチャレンジできるのでやってみると
面白いかも。スマホもすぐ画面を見ずに相手を
考えてみると直感を鍛えられるかもしれませんね。

 

1:電話は自分宛かどうか
2:相手は男性?女性?
3:いつもかかってくる相手?初めての相手?
4:長距離電話?市内通話?

「直感を鍛えてどうするの?」と思うかも
しれませんが、例えば「今が転職のチャンスだ!」
とか「この人は将来ビックになるからついていこう!」
とか選択するときの大事な相棒になると私は
思うのです。


〇キャリアの8割は偶然の出来事で決まる
つまりは「偶然」は偶然じゃない、と語られています。

偶然あるベンチャー企業設立をメールニュースで読んで、
偶然その会社の人と同じイベントに参加できると知り、
会う約束をすると話が合って、偶然その会社に転職
できた

でも本当にこれは全て偶然?
メールニュースも興味があったら設定していたわけ
だし、イベントもそのジャンルに関心があったから
チェックしていた等々…。完全なる偶然ではない
と本書は語っています。たしかに!ですよね。
つまり「偶然」を発生させるための日頃の行動が
必要なんですね。



〇過去は変えられるが、未来は変えられない

 「過去は変えられるが、未来は変えられない」
えっ、反対なんじゃないの?と思うのですが、
斎藤一人さんの言葉というと、途端に信憑性が
出てくるから不思議です。

 

なぜ過去が変えられるかというと、昔のことを
思い出すとき、過去の出来事はもう「思い出」。
思い出は後でいかようにも変えられる

とのこと。たしか嫌な記憶を忘れるためには
自分でハッピーエンドを想像してみるといい
という話も聞いたことがあります。
これからは過去もどんどん変えていこう!
と思える内容でした。

 

 

 〇まとめ
若い頃は「白か黒か、ではなくグレーも
大事にしよう」と言われていたものの、
どうしてもそれができませんでした。
新卒で入社して1年続けられなかった私
ですが、今考えると単に辞めてしまうのでは
なく

・営業ではなく別の部署を志望する
・働きながら転職活動をする
・ノルマについて上司と交渉する
・同僚と情報交換し合ってスキルを磨く
・他部署の人に助けを求める

など色々な選択肢があったかも…。
そう思わせてくれる、読んでいて
随所でアハ体験できる一冊です。

 

 予想外に面白かったので、本の
ご紹介を兼ねて、でした。


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必ず最善の答えが見つかる
クリエイティブ・チョイス
 
単行本(ソフトカバー) – 2009/4/23
著:堀内浩二

  • 単行本(ソフトカバー): 232ページ
  • 出版社: 日本実業出版社 (2009/4/23)
  • ISBN-10: 4534045468
  • ISBN-13: 978-4534045461
  • 発売日: 2009/4/23