人材業界の「中の人」が語る、人材・派遣・就職・転職バナシ

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【暴露】ベンチャーの人事部なんてこんなもんだ

ベンチャー企業の人事部で契約書類を扱っていたことがある。
入社前は、書類を送付したり書類チェックを行うのだろうと
想定していた。

面接では若い男性と女性が面接してくれた。
入社が決まり、
「実はあの若い男性、社長なんです」
と言われ、ただただ驚く。
全く社長に見えなかった。

入社してみると、面接でお会いした女性の仕事を

引き継ぐ形だった。その女性に聞けば教えてくれるけれど、
基本的には定年間近?の男性が上司。

とはいえ、私が作った契約書に社印を押すだけ。
そんなもんは誰だってできる。
入社書類は日付の間違いや社名の間違いが命取りなのに、
そこは見ているようで節穴状態。


後々になって自分で気づいて再作成したり、とにかく1人で

全て行っていた。マクロも使ったことのない私が、なんとか
マクロを覚えて契約書を作る。
こんなことでいいのだろうか。
私の一存でグループ会社の契約書類が全てどうにでもなる状態だった。

もちろん責任をもってやっていたが、1人の人の書類を何度も間違えて
しまい、何度も「印鑑をください」とお願いすることもあった。
あの人も「この会社大丈夫なんだろうか」と思ったことだろう。

 

社内にカードキーで入れるのはいいけれど、入社当初は

「まだカードができていないから」と言われ、部屋から出たら
自力で入れない。トイレに行ったら誰かに助けてもらえないと
入室できず、みじめな思いをした。
我慢しすぎて膀胱炎を繰り返した。

本社で契約書類を回収するときでさえ、カードキー無しで
行かされ、誰かが開けてくれた隙に入るという盗人でもないのに
盗人みたいな気分。「どうして全うな仕事をしているはずなのに
こんな疾しい気持ちになるのだろう」とモヤモヤしたものだ。

座席移動の時など、PCを自分で一からセッティングしなければ

ならず、これまで様々な会社で働いてきたけれどこんなことは

初めてだとまたまた驚愕した。

こんなに色々とあったが雇用形態は正社員でも契約社員でもないというのも
忘れてはいけないポイントだ。

なんとかこの環境を乗り越えた、と思ったらある事件が起こり
採用ストップ。そこで採用以外にやっていた仕事を会社は規模拡大。

社内のメンバーも大半が変わり、やっている仕事も変わり、
どうして私はここにいるんだろうと思いながら仕事をしていた。

ベンチャーで培うことのできた経験もたくさんあるけれど、
地味な苦労もたくさんあった。

 


大手の人事部からしたらありえないことだらけだろうけれど。
もちろん全うなベンチャーもあるので、そこは勘違い禁物。