求人広告を見ただけで満足していませんか?志望先企業を詳しく知り、入社後「イメージと違った…」を回避するためにできる極意
今やネットで就活、転職は当たり前。
ひと昔前よりは志望先企業の情報を簡単に手に入れられるように
なりました。とはいえ、企業ホームページを見ても、ネットの求人
広告を見てもありきたりな事しか書いていなくてどうもピンと来な
かったり、志望意欲が強すぎるからこそ「もっとこの会社の事を
知りたい!」と感じる時、ありますよね。
本当にこの会社は自分に適してるのか?
いい会社なのか?
知るための方法、教えます。
◆志望先企業のSNSを熟読せよ!
企業によっては一切やっていない、というところもありますが
このご時世、ほとんどの企業が何かしらSNS(facebook、instagram,
twitterなど)やブログを発信しているのではないでしょうか。
求人広告や会社ホームページは制作会社に委託していることが
多いので、これらの情報に100%志望先企業の味があふれ出ているか
というとそうでもないです。
ただしSNSを委託しているという事はほとんどないです。
だからこそ会社の本音を発見できる秘宝!と私は思っています。
例えば企業ホームページでは自分が志望する部署についての情報が
一切なかったとしても、企業ブログでは自分の上司になるであろう
人の写真が映っていたり、仕事ぶりがわかったり、文章の書き方から
なんとなーく性格(真面目なのか、チャラいのか等)が見えてきます。
職場風景の写真、飲み会の様子、同僚のお誕生日を祝う様子。
(必ずしもSNSに上げてあるわけではありませんが)
これらを見て「自分はこの職場に馴染めるか」をぜひ判断すると
よいかと思います。
また会社公式ホームページはなくても、関連のサイトや
関連サイトでブログを書いている場合もあります。
◆会社周辺、および最寄り駅周辺を捜索!
過去に営業で様々な会社に飛び込んだ経験上、語ります。
会社のイメージ=周りの街の雰囲気に近いと感じることが
多いです。正確に言えば、社長が目指している会社のイメージ
とも言いましょうか。また職業柄この土地を選んだ、という場合も。
例えば六本木に会社を構える会社は六本木らしいか、六本木らしく
今後なっていきたいと考えている企業ですし、護国寺に会社を構える
会社は落ち着いた印象の会社が多く、少なくともチャラい会社は
護国寺にはほぼないといえるでしょう。
(例)
・新宿=大企業(中小企業であればアクセス重視)
・六本木=トレンド、今話題の企業やそれを目指している企業
・護国寺=出版、印刷関係などが多い
・秋葉原=IT、アニメ、システム系
また最寄り駅や会社周辺の飲食店事情から色々読み解く事が
できます。例えば最寄り駅からすぐの会社、周りに飲食店も
多いというならお昼を外食する人も多いかも。
反対に最寄り駅からかなり歩く、周りに飲食店はほとんどない
なら、多分お弁当の人が多いなど。
実際に志望先企業の最寄り駅まで行けるなら、散歩がてら
行ってみるといいでしょう。その場所は、もしも採用された
毎日通る、自分にとってなじみある場所となる可能性が高い
なら特に。
遠くて行けない、行くのが面倒くさいならグーグルストリートビュー
で模擬散策してみるのも面白いでしょう。面接前に見ておけば
方向音痴の方も迷わなくて済みます。
◆ハローワーク経由で会社に電話してみる!
何か質問などあれば、個人的に会社に電話するのもありですが
ちょっと緊張しますよね。
罪悪感なく会社に電話する方法としては、ハローワーク経由で
仕事を紹介してもらっている場合に、ハローワークから電話
してもらうという手法。
会社によって丁寧に対応してもらえることもあれば、たらいまわし
にされることも。でもそれが逆に会社の雰囲気を知る手がかりにも
なります。
「うわぁ、対応が雑…」と幻滅するのか。
「みんなめっちゃ丁寧で優しい!」と感動するのか?!
尚、ハローワーク経由で電話すると、
会社側としては「ハローワークからか」と警戒心が緩みます。
大量採用している会社ですとハローワーク専用ダイヤルを設けていて、
着信音で「ハローワークからだ」とすぐ分かることも。
個人的にちょっと面倒な質問をすると、「何この人?!」と
印象ダウンですが、ハロワの担当者に電話してくださいと
お願いすれば(優しい人なら)電話して聞いてもらえます。
但し「じゃあ途中で変わるね」と言われることも。
また個人名を明かす必要がないので、匿名で質問ができます。
とはいえ、質問内容および採用数が少ない場合には身バレする
場合もあります。
いかがだったでしょうか?
ぼんやりと、受け身で求人広告を見ているだけでは分からない
情報が、ちょっと動いてみるだけで(といっても必ずしも足を
運ばなくていい点が気軽にできそうって思いませんか?)
詳しく見えてくるのです。