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【派遣登録面接】派遣登録面接の服装身だしなみ OK/NG10選

派遣会社で働くにはまず「登録面接」や「登録会」に参加をして派遣会社に登録することが必要です。(コロナ禍になってからはオンライン登録も増えているとは思いますが)
「とりあえず登録すればいいんでしょ?」「早く働きたいのに…(登録面接面倒くさいなぁ)」というスタンスの方が多いのですが、実は思った以上にこの登録面接が重要だったりするので本日は登録面接についてです。

◆派遣会社の登録面接、何をする?(派遣登録 流れ)
仕事先を紹介するにしても、どこに住むどんな人か分からない人を紹介するわけにもいかないですし、仕事紹介で連絡するためにも連絡先が知りたいので「登録」が必要になります。

・住所
・電話番号
・メールアドレス
・年齢
・最寄り駅
・職務経歴
などを記入や入力してもらいます。
また登録面接の場ですぐそのままお仕事紹介をさせてもらうケースもあります。

 

◆派遣の登録面接 何のため?

登録者側としては「わざわざ会わなくたってよくない?」と感じがちですよね。でも派遣会社側としては「この人は信用できる人か?」「企業側に紹介しても大丈夫な人物か?」を何よりお会いしてジャッジさせてもらいたいというのが一番の理由です。
なぜなら派遣会社の社名を背負って、紹介企業に働きに行ってもらうのが「派遣」というお仕事だからです。
そしてやはり直接お会いすると、一瞬でその人について分かってしまうのです。

挨拶ができるか
お辞儀の角度
座った時の姿勢
話を聞くときの態度
質問の有無
就労意欲度
身だしなみ


これらを派遣コーディネーターや面接担当の人は登録面接中にチェックしています。ですので、いくら職務経歴が素晴らしくても「この人は紹介できないね…」という場合もあります。

◆派遣登録 服装や見た目について
派遣登録面接や登録会での服装は迷いがちだと思います。「服装自由」の場合が多いのである程度自由な恰好で大丈夫です。

とはいえNGな恰好は?と言えば…。例えば「肌の露出が多め」な服装。アパレル職ならOKの場合もありますが、オフィスワークを希望しているのに極端な露出服だと、服装以外の部分で真面目さや堅実さをアピールする必要が出てきます。

何よりNGなのが「清潔感がない見た目」!!不潔そうな人と誰だって一緒に働きたくないですよね。特に男性の場合は、服装といってもバリエーションが少ない分、清潔感のチェックは厳しめです。

・肩にフケ
・靴が汚い
・爪が伸び切っている
・髪の毛がぼさぼさ

これだとせっかく素晴らしい経歴をお持ちでも、いいお仕事を紹介してもらえなくなってしまいます。それってすごく残念!ブランド物のスーツを着ていく必要はありませんが、清潔感を意識して身だしなみを整えたいものです。また男性でありがちなのが、

・腰履きボトム
・ダメージ多めのデニム

カジュアルとはいえあまり印象良くありません。しゃがんだ時、椅子にこしかけた時に下着が見えてしまう男性、ダメージデニムの穴からすね毛や膝小僧が見えてしまう男性、ご本人はそれがデフォルト(標準)でも、「働く」「仕事」の場ではちょっと場違いになりがちなので、気を付けるといいかなと思います。

もし既に働きたい職種や企業先をイメージできているのであれば、服装もそのお仕事に合わせてみると仕事も紹介されやすいです。事務職希望なら事務職っぽい服装、営業職希望ならスーツやジャケットを羽織るなど。


「この人、このお仕事向いてそう!」と思われれば、自然と紹介される可能性もアップします。逆に「何の仕事が向いているか分からない…」であれば、とりあえず普段ちょっとお出かけするときのような服装で行ってみるのがよいと思います。気合い入れ過ぎて損、ということはありません。「この方、本気でお仕事見つけたいんだな!いいお仕事ないかしら!」とコーディネーター側は思えます。

女性では「ネイルを落とすかどうか」で迷う方も多いのではないでしょうか。ネイルは色よりも「長さ」が問題視されがちです。「その長さでPC操作できる?衛生的にどうかな?」とジャッジされやすいので、かなり長い爪をされているようなら一時的に短くしてもいいかもしれません。

たかが派遣登録でと思うかもしれませんが、派遣登録のあとには順調にいけば派遣就労(お仕事スタート)ですので、仕事が決まれば遅かれ早かれ身だしなみについて対処しなければならなくなります。

どうしても見た目について変えたくない部分があるなら、変えなくてもいいような仕事を探す、また「変えたくないです」と伝えて変更しなくていい仕事を紹介してもらうとう手もあります。

派遣登録面接はお仕事紹介の第一歩ですので、いいお仕事を紹介してもらえるように工夫しておくことが最終的に自分にとって得!だと思います。