元人材業界「中の人」が語る派遣・就職・転職バナシ

人材・派遣・転職について、仕事や転職が上手くいかない方に向けて語っています。

転職先就職先で新年度に注意したいこと

 

新年度おめでとうございます🌸何かと新年度は変化が多く、ソワソワしてしまう季節ですね。フレッシャーズの人、新しい職場で新たなスタートを切る人、自分自身は変わらないけれど周りのメンバーや環境ががらりと変わってしまった人。色々あるかと思います。

この時期に1つだけ言いたいのは…。

新年度だからこそ頑張り過ぎないで!ということ。

年度が新しくなって心機一転頑張るぞ!と思う人も多いかと思いますが…。この時期は120%頑張らなくてもなんとかなる時期です。例えば新しい上司であればあなたのスキルを知らないから、自分としては最低限のことしかやっていないのに褒めてくれた…なんてこともよくある話です。

今頑張り過ぎると評価が上がり過ぎてしまって、自分でこのあとの自分を苦しめることに。ゴールデンウィークを開けると新鮮な気持ちも落ち着いてしまい、モチベーションがグッと下がったときにこそ頑張らねばいけない場面が出てきたりします。

6月は梅雨で雨も多い割に祝日もなくて、なかなかの正念場です…。

「当初は頑張っていたけれど最近はミスや欠席が目立つね」という評価より、「当初はなんだか力が発揮しにくそうだったけど、今は落ち着いて業務に取り組めているね」と上司からしても、段々と結果を出していく社員の方が評価しやすいとも言えます。

「新年度頑張るぞ!」とフルパワーで臨む前に少し肩の力を緩め、一歩引いて客観的に自分を見つめてみる。60%の力で軽くジャブを打って新年度まずは様子を見てみることをおすすめします。

尚、顔に出やすい人はあからさまにやる気なさそうにしないこと!(←私です💦)
表面上は「頑張ります!」と意欲を出しつつも、まだ自分の本気は出し惜しみしておきましょう。桜のつぼみを開き切らないくらいにキープしておくのをイメージするといいのかもしれません。

【人材業界就活】偽インターンシップ?の苦い経験

就職活動の時、私は人材業界に絞って活動していました。そのうち数社で「インターンやりませんか?」と打診があり、「人材企業を体感できるんだ!」とワクワクしたものです。

でも実際、蓋を開けてみると派遣先企業で1日派遣みたいなことをさせられました。話によると「そこでの働きで素養を見る」とのことでしたが…。当時も思っていました。「単に人手不足だから働かされてるんじゃ…」と。

そのような偽インターン(?)を2回経験しています。

1度目は家電量販店入り口で販促品の配布。インターン先の社員の方が入店時と休憩時に見に来てくれて、毎回ジュースをおごってくれました。飲み物飲み過ぎてお腹がタプタプなのに買ってくれて、なんだかなぁという感情を未だに思い出します。

2度目は飲食店での勤務。私としては人材業界希望なのに、突然知らない飲食店で働けと言われても複雑な心境でした。やり方も全く教えてもらえず突然「お皿洗いしてみて」と言われて、やってみると「全然だめだ」と言われホールに回されました。

結局どちらの会社も採用には至りませんでしたが、自分としては特に悔しい気持ちもありませんでした。入社してからもこういった働き方をさせられるのではないかと危ぶんでいたからです。

紆余曲折あり、それでも私は人材業界に入社、その後も数社人材系の企業に在籍経験がありますが、私のように就活生を1日働かせて素養を見るような採用法は見た事も聞いたこともありません。未だに「あれらの会社は何だったのだろう…」と思います。

私の就活時代はかなり前のことなので参考にはならないかもしれませんが、もし同じような経験をしている、そういった話がきていて困っている迷っているという方の参考になるのでは?と思い、今回はそんな私の昔話を綴ってみました。

妊娠を望んだ時に会社でまずすべき大事なことは?

 

妊娠を望んでいる、妊娠を前向きに検討している、妊活している…などという時に会社でまずやるべきことは何だと思いますか?

私はまず会社の社則を全て熟読しました。

(本当は全ページを印刷してじっくりと読みたかったのですが…プリンターは他の社員さんと共有、という会社は多いと思います。「何を印刷してるの?」「何で社則を印刷しているの?」という話になってしまうため、社則が何十頁にも渡るばあいに印刷はあまりおすすめしません💦)

社則とは、会社に関する規則のことです。
産休育休が取れるかなど、妊婦にとって喉から手が出るほど大事な情報がこれでもかと明記されています。

もしも会社に社則がない。自由に見ることができない。そんな場合は、その会社に在籍したまま出産することは一旦よく考えた方がよいでしょう。産休や育休がしっかりと取得できない、社内にルールがない可能性もあります。

社則があったとしても、出産に関する事項について詳しく把握し親身になってくれる上司は多くはいないと思います。頻繁に部下が産休を取っていれば話は別かもしれませんが。大抵、上司の頭の中はこれから産休育休を取る部下のことよりも「部下が居なくなってからのことをどうしよう。後任を探すか」という事を考えがちだからです…。

まずはご自身がよく社則を把握して、妊娠後の勤務について上司と相談することが得策だと思います。(もちろん相談を始めるのは妊娠が分かってから!)

また、実際に産休育休を取得した先輩に話を聞く・繋がっておくのもおすすめです。
「社則はあるけれど機能していない」のであれば問題なので、実際に社内で経験した人の体験談は貴重。

産休前に「お祝いを兼ねてランチをご馳走させてもらえませんか?」と言いつつ、しっかり話を聞かせてもらうと、自分の番になった時にもとっても役に立ちます。連絡先を交換しておくと、分からないこと不安なことも相談しやすいです。


妊娠すると普段は何ともなかった通勤がしんどかったり、勤務時間がとてつもなく身体に応えたりします。私は妊娠後に時差出勤、また勤務時間の短縮を申請しました。(これらは社則を読んで可能だと把握していたからです)

通勤時間を少しずらすことで通勤ラッシュからも少しでも逃れられ、座って通勤できる確率が増えたことで精神的にも安心して通勤できました。少々遅れて行っても、朝礼や朝のミーティングに出れないくらいで仕事には何の支障もありませんでした!

妊娠が分かってから社則について調べ始めて、「自分の会社って妊婦に優しくないぞ?」と発覚しても、そこからの転職は見込めません。計画的な妊娠以前に、計画的な転職活動がカギなのです。

転職早々、年下にタメ口はアリ?無し?

今回は転職先での話し方についてです。年上にタメ口はもちろんNGですが、では年下だと確認できればタメ口でいいのでしょうか。

大事なのは「自己判断しないこと」。相手がいるからこその会話、コミュニケーションだと思います。相手が「いいよいいよ、タメ口で」とwelcomeだったり、「敬語使わないで!」とイヤそうにしていたら、謙虚な姿勢を取りつつもタメ口に移行していっても構わない合図の可能性は高いです。

でも、ぽろっとタメ口が出てしまったときに相手の反応が良くなかったら、その反応を見逃さないでおいたほうが適切です。年齢を重視する人もいれば、勤続年数や仕事に携わった経験を重視する人もいると思います。「タメ口はフレンドリーでいいじゃないか」と考える人もいるかもしれませんが、敬語を使わない=相手に敬意を払っていないということにもなります。

先方もタメ口が嫌い、なのではなく敬意を払ってもらっていないことに対し、違和感や嫌悪感を感じているケースも往々にしてあると思います。

一番最悪なのは敬語を使っている先輩に対して「タメ口でいいですよ?」と言ってしまう転職者…。それは職場の先輩が発言していいワードであって、後から入ってきた転職者、例え年上で経験もあったとしても、放ってはいけない言葉だと思うのです。

転職して早々、また関係性もできていないうちからそんな言葉を言ってしまう人は、勘違いも甚だしいということに早く気付きましょう。謙遜し過ぎて損することはありません。

たかが言葉ですが、それで職場の方々に嫌われてしまっては、居心地も悪いし、結果的にまた転職せざるを得ないケースにもなりかねません。転職は良い職場に転職すればOK、ではなくその後どう立ち回るかが重要になってくるのです。その一つが口の利き方とも言えると思います。