元人材業界「中の人」が語る派遣・就職・転職バナシ

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【人材業界就活】偽インターンシップ?の苦い経験

就職活動の時、私は人材業界に絞って活動していました。そのうち数社で「インターンやりませんか?」と打診があり、「人材企業を体感できるんだ!」とワクワクしたものです。

でも実際、蓋を開けてみると派遣先企業で1日派遣みたいなことをさせられました。話によると「そこでの働きで素養を見る」とのことでしたが…。当時も思っていました。「単に人手不足だから働かされてるんじゃ…」と。

そのような偽インターン(?)を2回経験しています。

1度目は家電量販店入り口で販促品の配布。インターン先の社員の方が入店時と休憩時に見に来てくれて、毎回ジュースをおごってくれました。飲み物飲み過ぎてお腹がタプタプなのに買ってくれて、なんだかなぁという感情を未だに思い出します。

2度目は飲食店での勤務。私としては人材業界希望なのに、突然知らない飲食店で働けと言われても複雑な心境でした。やり方も全く教えてもらえず突然「お皿洗いしてみて」と言われて、やってみると「全然だめだ」と言われホールに回されました。

結局どちらの会社も採用には至りませんでしたが、自分としては特に悔しい気持ちもありませんでした。入社してからもこういった働き方をさせられるのではないかと危ぶんでいたからです。

紆余曲折あり、それでも私は人材業界に入社、その後も数社人材系の企業に在籍経験がありますが、私のように就活生を1日働かせて素養を見るような採用法は見た事も聞いたこともありません。未だに「あれらの会社は何だったのだろう…」と思います。

私の就活時代はかなり前のことなので参考にはならないかもしれませんが、もし同じような経験をしている、そういった話がきていて困っている迷っているという方の参考になるのでは?と思い、今回はそんな私の昔話を綴ってみました。