元人材業界「中の人」が語る派遣・就職・転職バナシ

人材・派遣・転職について、仕事や転職が上手くいかない方に向けて語っています。

転職と毒親?!~自分の「苦手」にフォーカスしよう~

こんにちは!
仕事を辞めると開放的になるのか、
パーマをかけたくなる
「中の人」です。

さて今回は「転職と毒親」についてです。

 

◆転職と毒親

私の親は、プチ毒親だと思っています。
例えば家から通勤1時間以上の会社で働くことになった、

と伝えると「そんな遠いところ辞めたら?」というくせに

こっそり辞めてみると、「ねぇ仕事どうしたの?」と言い出し
(私の生活パターンでバレるのでしょうか。察しが鋭いのです)
「え、辞めたよ?」と言うと「少しでも何か仕事をしておいた方が」
とかうんたらかんたら言い出します。

 

こういったプチ毒親に育てられた人は2通りの人種に分類されます。
親の言う通りに生きてしまう人と、親の言う事を「ハイハイ」と

右から左へ受け流す能力がつく人。

できれば後者に転がった方が人生生きやすいと思います。
私も若き日は親の言う通りにしたほうが
正しいのかな?と考えた
こともありましたが、私の親の場合、
言う事に一貫性がなさすぎるので
自分を信じた方がいいなと路線変更したのでした。

 

アドバイスは誰でもできるけれど、
実際その人生を生きるのは自分です。
自分が納得すればそれでいいと思うし、
そうでなければ周りは納得していても
自分だけが苦しい毎日なんてツラすぎます。

 

親は「何気なく相談する相手(但し意見は聞かない)」
だったり、「自分の仕事とは関係ない人物」
としてカテゴライズしておくくらいが
ちょうどいいのではと私個人は思います。

 

毒親でなくとも、子どもの仕事に
100%理解してくれる親なんて
なかなかいないのではないでしょうか。

夫・妻でさえパートナーの仕事・仕事観について
全て理解することは難しいのに、
さらに親ともなれば。成人すれば親は

「元・育ててくれた人」にすぎません。

 

何でもいいから働いてある程度稼げていて幸せそうで

いればそれでいい、といってくれる親や理想の親

だなと思います。干渉してくるような親を毒親というなら、
先に述べたようなタイプの親は何親なんでしょうね。
毒の反対語を調べたら「薬」でした。

 

 

毒親育ち?!就職・仕事が上手くいかない理由
毒親出身でもそうでなくとも、
自分の言いたいことやりたいことが

何かもわからないという人も少なくないかと思います。

そうすると、就活の時にどの業界を見てもピンと来ず、
就活自体上手くいかないといった事態も起こります。

 

自己肯定感が低いので、自信もないから自己PRの文章が

思いつくはずもなく。

ありきたりな文章を連ねることとなるのです。

(志望理由で「御社の経営方針に惹かれて」なんてガッデム
な文章を書いていたのは私です)


運よく入社できても
怒鳴られ暴力を振るわれた過去があると、
叱られること自体が苦痛なので
上司からの叱責はとても耐えられるものではないでしょう。
無意識に涙が出てしまったり。

仕事に失敗しただけで「怒られる!」と恐れてしまったり。

私自身、インターンやアルバイト経験もたくさん

積みましたがそれでも会社という組織になかなか
馴染めませんでした。
何社が転職していくうちに経験値を積むことで

なんとか社会人として生きていけるようになりました。

 

毒親出身だから必ずしも就職・仕事が上手くいかない

わけではありませんが、「もしかして育てられ方に

問題あったか?」と可能性を見つめてみることも

時に必要です。

そうすることで、

「絶対怒鳴らない上司がいる会社にしよう」とか

「干渉してこないタイプの職場がいい」とか

実は自分にとって大事な仕事探しの条件が

見つかるでしょう。

 

つまりは「自分ってどんな人間?」

「自分は何が苦手?」と気づくことが

理想の職場に出会える近道なのだと思います。

これは毒親でもそうでなくても大事ですね。

 

毒親出身でなくとも怒鳴られるのは苦手な人も

いるでしょうし、毒親出身だから仕事ができない人

と言っているわけではないです。

 

 

つまりは、就活や転職において何かと

「自分の得意分野」にフォーカスすることが多いと

思いますが、弱点に注目してみると新しい視点で

仕事探しができると思いますよというお話でした。

 

P・S
自分の弱点をまるっと愛してあげると、

新しい扉が開けます!