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インターネットでアルバイトを探す時に気をつけること

フリーペーパーからインターネットにすっかり移行してしまったアルバイトの探し方(主流)。でも。いや、だからこそ。10年、20年ぶりに仕事を探そうという方は戸惑うのではないでしょうか。というわけで今回は、インターネットでのアルバイトを探すときに気をつけるとよいことを書いてみようと思います。特にインターネットが苦手な方、中高年の方向けに、分かりやすく説明してみます。


①「新着求人」は必ずしも新しいとは限らない
以前から掲載されている求人を、全く同じ内容で掲載し直しても、「新着求人」として扱われます(※会社にもよる)。条件面を変えたり、キャッチコピーを変えて、新着にあげ直すこともあります。「新しく掲載したもの」が新着求人なのです。

 

②面談では広告と違う条件を提示される場合がある
求職者としては広告が絶対条件だろうと思って面談に臨むわけですが、広告と違う条件を提示される場合も少なからずあります。

・広告に出ている案件はもう人が決まってしまった
・「釣り求人」として出している
・条件を修正していない

など。

※「釣り求人」について詳しく知りたい方は下記記事をご覧ください。

尚、営業職はたとえ勤務時間9時から17時までと書いてあっても、17時に帰れると思わない方がよいです!!!(実体験)

③好条件のものほど疑おう
例えば「入社祝い金最大20万円」と書かれていたとして、これは全員が貰えるわけではありません。9割の人は貰えないと思っていたほうがよいのかもしれません。高時給の案件も同様。経験者でフルタイム働ける人、など条件が必ずあるので、採用されたら無条件で貰えると思わないほうがよいでしょう。自分のスキルなら確実に重宝される!と自信があるなら、応募してもいいかも。

 

 

まだまだ書き足りませんが、まずはこのへんで。最後におまけとして、インターネット求人の仕組みについて解説します。興味のある方はどうぞ。

 

おまけ:インターネット求人検索の仕組み
例えばグーグルで「アルバイト 求人」などと検索すると、求人サイトが続々と出てきますよね。求人会社は、検索してすぐ自分の会社を見つけて応募してもらえるように、たくさんお金を払っています。すぐ見つかる会社=グーグルにお金をたくさん払っている会社の可能性が高いです。検索上位に出てくるから必ずしも人気のアルバイトサイトとは限らないので注意です。

「広告」と付いているものは、お金を出して広告として出しているものです。閲覧者がクリックしただけで、求人会社は広告会社へお金を支払うことになります。クリックしてはいけないわけではないですが、応募する意思もないのに何度も何度もクリックしてしまうと求人会社は陰で泣いています😱