元人材業界「中の人」が語る派遣・就職・転職バナシ

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在宅派遣転職のメリット?デメリット?

最近CMで見かけた「在宅派遣」。リモートワーク派遣、おうち派遣。呼び方は色々のようですが派遣業界にとっては新しい切り口。でもどんなものでもメリットデメリットは付き物です。元人材業界人としての視点から「在宅派遣」について深く考えてみたいと思います。


◆「在宅派遣」のメリット?デメリット?
①満員電車に乗らなくていい
電車通勤がストレスな人にとっては朗報。最寄り駅が家から遠い人にはメリットですが、駅近の人はその分、家賃を多めに払っているので
駅近のメリットを相殺してしまう可能性もあり。通勤時間がない分、歩かなくなるので意識して運動したいですね。


②自宅が仕事場になる
自宅で仕事ができる!会社に行かなくていい!通勤不要!でもその代わりに、リラックスできる自宅が職場化してしまうという現実も隠れています。仕事をしない空間だから自宅が落ち着くわけで。オンもオフも自宅だとメリハリがつかなくなる恐れもあります。同居人が早く帰ってきてしまったり、同居人が休日の日でも自分は自宅で働かなければならなかったら…。自宅内に個室のワーキングスペースを設けなければいけない場合も。

仕事内容はインターネットを利用したテレワークのため、インターネット環境も整えておく必要もあります。

実際我が家であったのは、平日はネット環境は問題なかったのに土日になったら突然、ネット回線が不安定になってしまったというケース。隣家との距離が近いお部屋だと、隣人のネット使用の影響を受ける場合も稀にあります!二世帯住宅で他の同居人のネット使用で、回線が不安定になる事も。もともと自宅のネット環境バッチリであれば良いですが…。

 

また(Google meet、Teams、Zoom、Slackなど、どれを使うかは仕事によりけりだと思いますが)インターネットやコミュニケーションツールに長けているか、すぐ覚えられるかは大事な要素。規模の大きな派遣会社ではパソコン研修を開催してくれているところもあるので、苦手な方は要チェックです。


③メイクする必要がない?
会社に行く必要がないということは、お化粧する必要がない!と思ったらそうでもない…。
オンライン会議などオンライン上で人と会うなら結局お化粧など身だしなみを整える必要が出てきます。

しかも実際会うのと、オンライン上だと見え方も違うので、オンライン会議用のメイク術を身に着けたいものです。電話営業やコール業務のみかなど、事前に確認しておきたい事項ですね。男性の場合、家だから、、、と身だしなみがズボラにならないように注意。


④在宅勤務は気楽?
一人で集中して仕事はできるかもしれません。
ただ同僚と直接会わない分、打ち解けるまでに
時間がかかる可能性も。代表電話に出る、来客者にお茶を出すなどオフィス業務ならではの仕事はカットされるため、これまでより効率を求められる可能性はあり。事前に詳しく仕事内容については確認しておくと安心です。

 

在宅業務自体もまだまだ世間でやっと定着しつつあるものなので、在宅派遣となるとメジャー感はまだ薄い印象にあります。在宅でラクそう!だけではなく、デメリットもしっかり意識・確認の上でトライしてみるといいのでは?と個人的には思っています。