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退職前に読みたい!最終出勤日までにやっておきたいことBEST5

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ようやく退職願いを願い出たり、届けを出したりすると

ほっとして仕事のやる気がますますなくなりますよね。

でも忘れちゃいけないことが最終出勤日までにいくつか
ありますよ!


(1)自分のPCのお気に入り・閲覧履歴・メール履歴・ファイルなど
   を消す
PCはあなたが退職後も別の人が使います。
厳しい会社ならチェックが入ることも。
うっかりプライベートなものを残しておいていないか
確認しておきましょう。



2)私物をデスク内に忘れていないか確認しながら掃除する
しっかり掃除していてえらいね、と周囲には思わせておいて
私物を置き忘れていないか入念にチェック!
引き出しの奥、注意です。
後々「取りに来て」と言われても面倒ですし。
最終日に小学生に夏休み前みたいな大荷物は恥ずかしいです。

(3)引継ぎ資料をしっかり作る
「自分がいなくても何とかなるか!」と思っていると
退職後も前職場から電話の嵐・・・という面倒なことが起こります。

 

(4)会社に預けてある年金手帳など必ず返してもらう

たまに年金手帳原本を人事部が預かる企業があります。
最終的には自宅に郵送してもらえばいいですが、人事が忘れているがゆえ
自分から「郵送してください」と連絡するのも手間ですよね。
会社の株を買っている、有給の消化について、福利厚生のポイント消化
など不明瞭は点は最終出勤日までにこなしておきたいものです。

 

(5)社内外への挨拶もしっかり!
立つ鳥後を濁さず。引き際の美学。
これ、退職における格言です。
退職後も駅でばったり会ってしまう、数年後グループ企業で再会など
世間は狭いものです。これまであまり話さなかった人でも、意外と

最後になって「あれ?けっこうイイ人じゃん!」と気づくこともあります。

お菓子でも配りながら最後の挨拶をかわしましょう。




いざ退職となると、ついつい気が緩みがち。
退職後トラブルを起こさぬよう最終出勤日まで慎重に駆け抜けましょう!

 

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「転職」はなぜあんなに不安になるのか?最大の理由解明!

転職。
不安になりますね。
なぜでしょう?

 

思うに、現代は分からないことがあればネットで調べれば
すぐ答えがでる時代。転職先の会社のことだって、

2ちゃんねるや転職口コミサイトである程度調べられる会社も
多くなってきています。

そんな時代だからこそ、みな「分からないことが怖い」
「失敗することが怖い」のではないかな?と感じます。
大人も子供も。


最近の子供は、失敗するのを恐れて自由に行動できない。
むしろ指示された通り行動するのが得意」
という幼稚園の先生からの声も耳にします。


でも失敗しない人生なんて、ドクターXくらいしかいないわけでw


なぜ今の日本がそんなに失敗に厳しいのか?
考えてみると「バブル」「フリーター」という言葉が誕生して

しまう世流だったからなのかなぁと個人的には考えます。

 

子どもや部下や友人や同僚の失敗を笑わない世界、
失敗してもいいんだよ!という風潮も必要なのかもしれません。

(しかし、バラエティでは「誰かが失敗すること」に笑いが起きます。

そういう笑いを日常にまで引きずってきてはいけないのだろうけど・・・)

 

とにもかくにも、失敗や不安を恐れずぎて
転職に二の足を踏むのは今日で卒業しませんか?

 

「出戻り入社」ってアリ?

一度は退職したのに、再び入社することを
「出戻り入社」「出戻り転職」といいます。

 

【「出戻り入社」の傾向】

・家庭を抱える人が多い

・若い人の場合はお金に困っている場合あり
・他社を知って初めて自分の会社の良さに気づくことも
・ハートがある程度強くないと、周囲のウワサ話に耐え切れない

・仕事を多少認められていたか、ひどい人材不足なら認められる

 

 

私自身は「出戻り入社」の経験はないですが、
それを見ていた立場のことはあります。

複数回あるので、世間的にはけっこう多そうです。

 

 

コンサルタントが「出戻る」のはアリ?】

コンサルタントの方がどちらかというと出戻りやすいのかもしれません。

仕事はどの会社でやってもそこまで大きく変わりませんし。

むしろ会社の方針や営業ノルマに関する不満で転職する人が圧倒的です。

独立する人も非常に多いですが、独立失敗して出戻ったという人は今まで

見たことがないです。

 

 

【まとめ】

一度退職したのに、もう一度戻るというのは通常の転職以上の

労力と精神力を使います。それをよく踏まえた上で、踏み切るべきでしょう。

 

 

 

 

 

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転職の悩みは「お仕事系小説」で実用的解決を!

「お仕事系小説」が好きな私です。

(「お仕事系小説」とは・・・。

 

・主人公が自分の働き方を見出す
・特定の業界を舞台にした内容
ブラック企業が舞台
・OLやサラリーマンが主人公

など。

 

ひと昔前よりも、「お仕事系小説」に当てはまる本は
かなり増えたのではないかと思います。)



ということで、今回ご紹介したい「お仕事系小説」は

山本文緒・著 「なぎさ」。

 

タイトルからは微塵も感じさせませんが
れっきとした「お仕事系小説」といえます。

 

 

まず帯で痺れました。

「同じ悩みにそろそろ飽きろ。人生の登場人物を変えるんだ。」

 

仕事の悩みをうじうじ考えている人にとっては、刺激的なコピーです。
リクナビキャリアあたりのコピーにでもありそう。

 

 

ブラック企業に勤める主人公の夫と夫の後輩。

じわじわと身体や心がおかしくなっていく様がまさにリアルです。

本人は気付きづらいものなんですよね。

 

主人公が就職サイトをネットカフェで閲覧してみるものの

私のわがままな希望に沿った仕事は、これからもたぶんないだろう。

とか、

働きたくないわけではない。ほどほどに働きたい。

あたり、共感できますよね~。

 

この本の登場人物の職種はさまざま。転職っぷりもさまざま。

 

主婦→カフェ経営

会社員→無職

お笑い芸人→会社員→アルバイト(カフェ店員→交通整理)→転職活動中
漫画家→経営者かぶれ

どれかは自分自身に近い人物が見つかるのではないでしょうか。


「人たらし」なる人物も出てきますが、本当に社会にはこういう人がいます。
都合のいいこと言って責任もとらない人。

こういう人に若い方は騙されないように気を付けてほしいものです。

 

「生きていくということは、やり過ごすことだよ。」

こんなセリフが理解できるようになれれば、社会の酸いも甘いも味わって

きたのだなと言えるのかもしれません。

 

 

ご自身の生き方、働き方に漠然と迷いがあるなら

「お仕事系小説」は心に沁みたり、ハッとさせれたりと、とても面白いと

思いますよ。

 

ちなみに・・・。

「前に友達に相談されて調べたことがあるんだけど、何時から何時まで

働いたってメモさえつけておけば、結構簡単に残業代って取り戻せるみたいよ。

それにね、不当な長時間労働で体調崩した時は労災指定病院に行くのがいいみたい。

治療費が無料になることもあるらしいし、労災が認められて病欠ってことになったら、

休んでいる間にもお給料に八割くらい支払ってもらえることもあるんだって。

他にもいろいろ手当も支給されるみたいよ」

 

これ、本文ですからね!

ブラック企業脱出方法マニュアル本といってもいいかもしれない。

さりげなく、今困っている人のために助けるためのフックがたくさん

作られている、そんな本だとも思います。

 

 

 

 (おすすめ過去記事はこちら~↓)

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